今年の4月に読んだ「ファクトフルネス 10の思い込みを乗り越え、データを基に世界を正しく見る習慣」で目から鱗体験をして3カ月。
今朝読了した「未来の地図帳 人口減少日本の各地で起こること」はまさに「データを基にこれから日本で起こるであろうことを目の当たりにする」体験でした。
街中に住んでいると気付きにくいことですが、これから20年ほどの間で都会に居ても明らかな変化、即ち高齢者だらけの風景が見えてくるということです。
加えて、今は人気番組になるほどの「ポツンと一軒家」ですが、これが決して人里離れた山奥のことではなくなるのです。
さらにそれ以降になると少子高齢化どころではない、人口急減の時代に入る。
これ下手な予言では無く、ファクトとしてデータ上で生まれる人が減り、出産可能年齢の女性が減り、高齢者の高齢化が進んで起こる必然の加速度現象です。
それでも個々の人生の多様性を尊重を前提とすれば、このトレンドは簡単に変えられるものではありません。
そんな環境下で日本という国をどのようにしていくのか?
どうも「地方創生」とか「魅力ある街づくり」、「移住支援制度」等、都市から地方へ、あるいは外国人を積極的に受け入れて人の流れを誘導することではないのは明らかです。
何しろ、都市そのものの人口が減ってくるのですから。
その視点で今回の参議院選挙の選挙公報を改めて眺めてみると、この課題にまともに触れているものはありません。
まだまだ何となく緩やかな変化の中で、実感が無いんでしょう。茹でガエル状態なのかもしれません。
そもそも1票の格差の辻褄合わせのためにこの期に及んで定員増をしたぐらいですから、そのノー天気さが覗えます。
でもデータが示すものは、もうすぐそこまで劇的変化の端緒が迫っているということです。
今朝読了した「未来の地図帳 人口減少日本の各地で起こること」はまさに「データを基にこれから日本で起こるであろうことを目の当たりにする」体験でした。
街中に住んでいると気付きにくいことですが、これから20年ほどの間で都会に居ても明らかな変化、即ち高齢者だらけの風景が見えてくるということです。
加えて、今は人気番組になるほどの「ポツンと一軒家」ですが、これが決して人里離れた山奥のことではなくなるのです。
さらにそれ以降になると少子高齢化どころではない、人口急減の時代に入る。
これ下手な予言では無く、ファクトとしてデータ上で生まれる人が減り、出産可能年齢の女性が減り、高齢者の高齢化が進んで起こる必然の加速度現象です。
それでも個々の人生の多様性を尊重を前提とすれば、このトレンドは簡単に変えられるものではありません。
そんな環境下で日本という国をどのようにしていくのか?
どうも「地方創生」とか「魅力ある街づくり」、「移住支援制度」等、都市から地方へ、あるいは外国人を積極的に受け入れて人の流れを誘導することではないのは明らかです。
何しろ、都市そのものの人口が減ってくるのですから。
その視点で今回の参議院選挙の選挙公報を改めて眺めてみると、この課題にまともに触れているものはありません。
まだまだ何となく緩やかな変化の中で、実感が無いんでしょう。茹でガエル状態なのかもしれません。
そもそも1票の格差の辻褄合わせのためにこの期に及んで定員増をしたぐらいですから、そのノー天気さが覗えます。
でもデータが示すものは、もうすぐそこまで劇的変化の端緒が迫っているということです。