ビール飲みオヤジの日々雑感

ビール飲みオヤジが日々感じる雑感を徒然なるままに。

6円の差の合理性

2019年09月03日 | 戯言
ヤフーニュース配信産経新聞2019年9月3日付「すき家、店内も持ち帰りも同一価格を発表 『牛丼並盛』税込350円で据え置き」を読んで感じたこと。

「消費者にとって同じ商品なのに支払額が2種類あるのは分かりにくい」という企業側の説明ですが、天邪鬼オヤジにはむしろ分かり辛い。

だって、軽減税率の対象になるかならないかの差。これだけ騒がれているんですから、説明すれば分からないことはないでしょう。
むしろ何故これが軽減税率の対象になるのかならないのかの区別が未だに分かり辛いです。

そんな中で税込価格がどちらも同じ値段って、中身が同じなのに店内で食べるか持ち帰るかで牛丼自体の価値に6円の差って・・・
だったらお持ち帰りの牛丼も中身は同じなんだから、6円下げて欲しいと天邪鬼オヤジは思うのです。
客は持ち帰る労をかけるのですから。

加えてその6円を「他メニューで値下げ分を吸収する」って公言してます。
見方によっては、メニューによって本来価値より高い値段でお客様に売るって白状しているようなもの。
これがお客様のための選択肢なんでしょうか。

結局はお店のオペレーションをシンプルにしたいという自分都合の方が透けて見えるんですけど。。。

たまたまこの記事に目が留まったので、決して「すき家」だけの話しではありません。
オヤジは本体価格は同一で店内飲食か持ち帰りかで税込価格が異なることの方がお客様には判り易いと考えますが、そちらを選択した「吉野家」が消費者の支持を受けるとは限りません。

間違いなく言えるのは、オペレーションを無視した軽減税率という政治屋の小手先の自己満足が、まともなものを否応なしに歪めているように思うのです。
税率を上げるなら、ややこしいことをせずにスパッと一律で上げて、国民のために真っ当な税金の使い方をすればいいだけの話です。

コメント
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