ビール飲みオヤジの日々雑感

ビール飲みオヤジが日々感じる雑感を徒然なるままに。

比例得票数の推移

2024年10月29日 | 時事
毎度お馴染みオヤジと同い年のアナリストの衆議院総選挙恒例の比例得票数推移のデータとそれへの一言コメントが相変わらず面白く興味深いです。(かんべえの不規則発言2024年10月28日付)
マスメディアは何故こういった判り易い見せ方をして分析、議論、報道をしないのでしょうね。。。


今回の自民党の比例の得票率は、2009年に大敗を喫して民主党政権となった選挙の時と実はほぼ同じ26%です。
一方立憲民主党、国民民主党は大幅な議席増と言われてますが、あくまでも前回選挙と比較してであって、立憲民主党と国民民主党を合わせた略称「民主党」計でも2009年の民主党と比較すると比例の得票率は10%減ってます。
野田さんは今回は「大勝」などと勘違いしない方が良いと思います。
立憲民主党だけでみれば、2009年の民主党の半分です。

2009年に比べて全体の投票率が15%下がり、票数では約1500万票減っています。
自民党の得票数は約400万票減って、略称「民主党」計では1100万票も減っています。
これだけで一見増減数が一致してますが、その陰で離合集散、消えた政党があり新たな政党が生まれ、存続する政党でも伸長したところと衰退したところがあります。
衰退しているところほど自覚がないようですが、公明党、共産党、社民党のような減り方を「茹でガエル」というのでしょうか。

15年の時が流れているわけですから、票を投じる人たちの年代が上がり、新しい世代が加わってきますが、その間に投票に行かなくなった人たちもまた相当数いることが覗えます。
決して若い人たちばかりではないのかなと。

一方で今回令和以降に誕生した3党で12%超の得票率があります。
既存政党への不満の捌け口なのかもしれません。
ただ、オヤジの印象ではどれもこれも左に右に振れ過ぎていて素直に共感できません。
支持される方はその振れ過ぎを認識しているのでしょうか。

この推移表をほろ酔いオヤジが中途半端に突くだけでこれだけ戯言を並べられます。
客観的データに基づくほろ酔いながらの真面目な政治談議がもっと主権者たる国民の間で盛り上がればと思うのです。
試しにこの推移表を酒の肴にしてはどうでしょうね。
コメント
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