酒が悪者か？

図らずも昨日の続き。
もしも、オリパラの観戦者からクラスターが発生したら・・・
きっと競技会場では無くて何らかの屁理屈が付けられアルコールの責任になりそうな気がします。

政治屋も専門屋も飲酒を伴う飲食さえ制限すれば何とかなると思っている節がアリアリ。
（ヤフーニュース配信毎日新聞2021年6月17日付「菅首相『店での酒提供、医療逼迫なら停止』　緊急事態宣言解除」）
だったら、飲食業の方々への支援を徹底させたらと思いますが、現実はどうもそうはなっていないようです。
手を差し伸べるのは自分たちのご贔屓のお店だけを内緒で裏側から・・・ですか？？？

飲酒提供の制限に加えて飲食店の営業時間制限の感染抑制についての有効性の理論的根拠も示されなければ、観戦者１万人上限の感染に対する有効性もまた理論的根拠は示されていません。
何故午後８時までで、何故１万人が上限なのか？？？
その根拠を確立するための科学的な動きも特段見られないと認識しております。
とどのつまりは根拠無き空気感でオリパラ開催ありきの官僚一流のザックリ匙加減でしょうか。。。

かつてアルコール業界でお世話になった身として、一歩間違えば禁酒法ばりの首相発言に違和感満載です。
酒を飲むことが問題ではなく、酒に飲まれることが問題なのです。

そもそも政治屋は飲酒を伴う飲食店を営む人たちの酒に対する拘りや商売への誇りを信頼していないと感じます。
酒を飲む人たちのことはもっと信用してません。だから駄々っ子と同じで制限するしかないと。
そりゃ酒を飲む政治屋自らがいろいろとルールを破るくらいですから、信用できるわけが無い。(笑)
その裏返しとして彼らもまた政治を信頼しなくなります。

制限も適切でないと裏世界が生じます。
一律ではなく、競技場同様、店内定員に対して相席、対面無し、隣席との感染対策を施した上で５０％未満といったやり方を模索できないものでしょうか？