「緊急事態宣言」慣れ

朝刊の広告でこの本を知りました。
少なくとも小見出しを見る限り、肯ける点が多いので読んでみようと思います。

何が正しいのかを的確に判断するのは難しいですが、現状でまかり通っていることが全て正しいとは思えません。
高齢者のワクチン接種が進めば感染者や重症者における高齢者以外の比率が上昇するのがむしろ当たり前です。
高齢者以外の重症化率が、これまでの高齢者比率が高かった時と比べてどうなのか？
そんな情報は気軽に手に入りません。

マスコミは新規感染者数が増えていて、高齢者以外の比率が高くなっていて、変異株の比率が高くなっていて、今後医療逼迫の脅威が・・・。
結局はヤバイヤバイと対応を批判しつつ危機感を煽り、一方でオリパラはやるとなるとオリンピック注目の競技は選手は・・・と平然と特集し、オヤジも結局興味を持って視てしまいます。

オリンピック対応のドタバタを見せつけられれば、正論よりも理屈ではない空気感で決まっているように映ります。
多くの人は気付いていますが、その流れに逆らうと袋叩きに合うことが明らかなので気付かないふりをするしかない。。。
その点はオヤジも同罪。まさに日本的「失敗の本質」です。

「緊急事態宣言」慣れしてしまったのは国民の側なのか、政治屋の側なのか。
宣言の実効性を上げようと躍起になって居丈高になるほど、周囲の独裁主義国家の輩がやっていることと何が違うのかと感じます。

さて、次の週末に状況はどう変わっているでしょうか。。。