自己満足の極致

天邪鬼オヤジがゴーマンかまします。

これぞ「自己満足」の極致。
ここまで「どうだい俺様は？」と自己陶酔した挙句、記事として発信できる神経にもうアッパレと言うしかありません。（呆）
（ヤフーニュース配信毎日新聞2020年8月17日付「勝っても涙　特別な夏の『最高の舞台』　甲子園交流試合が閉幕」）


片や、各都道府県の高野連の責任で「独自大会」なる奇妙なトーナメントが開催されています。
試合数は決して少なくありません。
一方で日本高野連は全国から選抜出場校を招待して約束を果たしたと恩着せがましく胸を張りました。
各校１試合ずつ、日程も含め３密を避ける工夫は否定しませんが、中途半端な交流試合をこれでもかと国営、民放の二本立てで完全生中継して美談に仕立て上げました。

今日もラジオのニュースを聞いていたら強豪校の吹奏楽部が餌食になってましたね。
リモート応援合戦。笑わせるなです。
当事者である高校生は一生懸命にやっているでしょう。
でも、野球部を応援するために３年間頑張ってきたわけではない無念さに、見事にどこのメディアも触れませんでした。
この学校、吹奏楽部もその世界では強豪なんですが、その場はコロナによって中止となっているのです。

金にならないことは報じない。
いやはや、「知る権利」を振り翳す方々のこの毅然とした自己満足の姿勢、アッパレです。