ビール飲みオヤジの日々雑感

ビール飲みオヤジが日々感じる雑感を徒然なるままに。

35年

2016年10月13日 | 時事
道路や橋梁など高度成長期に建設された社会資本関係の老朽化対策が問題となって久しいところです。

35年が長いのか短いのか判りませんが、35年と言えば既に高度成長期というよりバブルに差し掛かろうかという時期。
オヤジが大学生になったばかりの時期です。

もうその頃のモノでオヤジが今でも使っているものは、ヴァイオリンくらいしかありません。
しかもヴァイオリンを入れる楽器ケースの方は、2代目がとても長持ちしてくれたとはいえ、既に3代目に入っています。

電気を使う器具の35年の進歩を考えると、あの頃はウォークマン全盛だった記憶が、オヤジもLPを盛んに聴いてカセットに録音していました。
2年月賦でバカでかいVHSのビデオデッキを買ってしまったのもあの頃です。

振り返ってみれば隔世の感。
そう考えれば電気そのものを送る設備が変わらないままで異常なしというのは・・・。
やはり異常に気づかなくても不具合が起きておかしくないのかなと思います。

それにしても敷設して35年以上経った送電ケーブルが半分以上というのには驚きました。
社会機能のまさに基盤、インフラだけに東電に限らず「必要に応じて」の対処で良いのか見直す好機にしてもらいたいものです。

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<火災ケーブル、35年交換せず=経年劣化か、因果関係調査―都内の大規模停電・東電>
ヤフーニュース 時事通信配信 http://headlines.yahoo.co.jp/ 2016年10月13日

 東京都内の約58万6000戸に影響が出た大規模停電で、原因とみられる火災が発生した埼玉県新座市の東京電力施設内のケーブルについて、東電が設置から約35年間、一度も取り換えていないことが13日、同社への取材で分かった。
 
ケーブルの経年劣化が火災につながった可能性があり、埼玉県警などは同日、火災現場を実況見分。詳しい出火原因を調べる。

東電によると、火災が起きた施設は都内の変電所に送電するケーブルが入った地下トンネル。ケーブルは地下約6.2メートルの地点にあり、計18本が3本ずつ六つの束になった状態で通っている。ケーブルは敷設されてから約35年が経過し、これまでに交換された記録はないという。

東電は停電が起きた12日の記者会見で、施設内に第三者が侵入したとは考えにくく、漏電によりケーブルから火花が飛び、絶縁用の油に引火した可能性があると説明した。

ケーブルについては目視や打音検査などで年1回点検しているが、今年6月15日に行った直近の点検で異常は確認できなかったという。

東電は「一律に(ケーブルの)寿命を定めておらず、必要に応じて修理や取り換えをしている」と説明。「敷設から35年たっているので、火災との因果関係を調査したい」としている。

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