昨日、年末ジャンボ宝くじの番号を確認しました。
大晦日にハズレで落胆しては年越しが寂しくなりますから。(笑)
で、結果はいつもどおり夢は夢で終わりました。(爆)
7億円当たらずともセカンドハウスとして買える人もいらっしゃいます。
オヤジとはそれこそ「住む」世界が違いますな。。。
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<【住宅】京都7億円マンションが完売 決め手は特殊性>
ヤフーニュース 毎日新聞配信 http://headlines.yahoo.co.jp/ 2016年1月9日
7億4000万円の住戸を含む高額マンションが販売された京都。背景には京都ゆえの特殊事情がある
京都市内で、7億4900万円の住戸があるマンションが分譲を始め、その住戸を含む第1期26戸が昨年12月6日に即日完売した。三菱地所レジデンスが分譲する「ザ・パークハウス 京都鴨川御所東」全85戸(事業協力者住戸10戸を含む)だ。全国のマンション情報に詳しい住宅ジャーナリストの櫻井幸雄さんが、高額でも売れる「「京都の特殊事情」をリポートする。
7億4900万円という価格は、これまで西日本で分譲されたマンションとしては最高額だ。私も3億円、4億円レベルのマンションは記憶にあるが、7億円を超える住戸を西日本で取材したことはない。とんでもない価格のマンションといえる。
◇碁盤の目エリアの高さ制限強化で価格高騰
そして、そのこれまでに記憶にない価格のマンションが、大阪中心部の梅田や、兵庫の高級住宅地・芦屋ではなく、京都に誕生したことにも興味をひかれた。首都圏でいえば、東京の中心にあたる千代田区の番町エリアや港区の南青山エリアではなく、神奈川県鎌倉市に東日本最高価格のマンションが登場したようなものである。なぜ? と疑問がわくのは当然だろう。
鎌倉も住宅価格が高い場所だ。それでも東京都心の一等地をしのぐほど高額のマンションが登場したことはなく、これからもないだろう。では、なぜ、西日本では「京都」なのか。そこには京都の特殊事情がある。
京都市内でも、道路が碁盤の目状になっている場所は、歴史的建造物が多く残り、ひときわ風情がある場所として知られる。
その“碁盤の目”エリアは2007年、京都市の「新景観政策」によって高さ制限が強化され、背の高いマンションを建設しにくくなった。それ以降、新築分譲マンションの価格が上がった--これは、よく知られた京都の特殊事情である。
しかし、京都でマンションが高額化する理由はそれだけではない。
◇セカンドハウス需要を満たす京都の特殊性
もうひとつ、京都の分譲マンションには「高額でも売れる特殊事情」がある。それは「セカンドハウス需要が多い」ことだ。
セカンドハウス向けマンションが登場し、注目されたのは、昭和から平成にかけてのバブル時期。当時のセカンドハウスは「リゾートマンション」と呼ばれ、自然豊かなリゾート地につくられた。新潟の湯沢や栃木の那須高原などに巨大なリゾートマンションがつくられ、当時はよく売れた。
が、バブル崩壊から20年以上たった今、その多くは利用者が少なく、中古でも買い手が付きにくい状況が続いている。自然豊かな場所にセカンドハウスを持っても、そんなに利用しなかったのである。
◇バブル崩壊で学んだ「セカンドハウスの条件」
それは日本の富裕層にとって、よい経験となった。「高い授業料を払って、学習した」と言う人もいた。以後、セカンドハウスに関する選択基準が改まり、「今、日本でセカンドハウスを買うときは、三つの選択基準を満たすことが大事」だと考えられるようになっている。
一つ目の選択基準は、「気軽に行ける場所に買うほうがよい」ということ。渋滞する道路を眠気と闘いながらハンドルを握るのではなく、新幹線で出かけやすく、新幹線を降りてからも近い場所のほうがはるかに楽。そういう場所でないと、頻繁に出かける気にはなれないだろう。
新幹線や電車で大阪、東京から楽に行ける京都は、まずこの基準を満たしているのである。
二つ目は、「夫が喜ぶだけでなく、妻も喜ぶ場所がよい」ということ。これも重要な要素だ。例えば、夫がゴルフ好きで、妻がゴルフに興味なしの場合、近くにゴルフ場以外何もないというセカンドハウスを買ったらどうなるか。そんな決断をする夫は、たばこを吸いながら火薬庫に入るようなもの。無謀としか言いようがない。その点、妻も夫も楽しむことができる観光スポット、ショッピングゾーンに囲まれたセカンドハウスであれば、すべてが円満に運ぶはずだ。
三つめは、「セカンドハウスでの生活が便利な場所である」ことだ。多くの場合、セカンドハウスでも主婦は食事の支度を強いられがち。ところが、多くの主婦は、「遊びにきたときくらい、私ものんびりしたい」と考えている。
だから、外食に出かけたくなる飲食店が多い場所がよいし、たまに自炊するときも買い物が楽しくできる場所がよい。夫婦で夕食の買い物に出かけたら、おもしろい雑貨店を見つけ、奥がレストランになっていたので、そのまま食事してしまった……そんな過ごし方ができる場所が、セカンドハウスの絶好地となるわけだ。
京都は、この三条件をすべて満たすことができる土地なのである。