小さな旅、大きな旅の写真物語(Virtual trips/travels)

京都や東京を本拠地として、自然の中や町を歩きながら、撮った写真をどんどん掲載します。いっしょに歩いているように。

湖西の旅 ~石山寺から大津絵を追って~ その2

2011-12-29 22:45:13 | 旅行
湖西の旅 ~石山寺から大津絵を追って~ その2


ペンタックスK5 ペンタックス15mm limited

珪灰石と御影堂



この辺で石山寺の全貌をお見せします。


ペンタックスK5 Zeiss 100mm macro

御影堂と鐘楼を見下ろします。


ペンタックスK5 ペンタックス35mm limited


ペンタックスK7 ペンタックス35mm limited macro
多宝塔

建久5年(1194年)に源頼朝の寄進で建てられ、その後、慶長年間(1596~1615年)に修理が行われたようで、日本最古の多宝塔といわれている。快慶の作とされている「大日如来坐像」が安置されている。多宝塔をちゃんと見たかったのですが、改修工事中でした。残念。


ペンタックスK7 ペンタックス15mm limited

多宝塔の東側は石山秋月として有名な、名月鑑賞の高台で、月見亭があります。


ペンタックスK5 Zeiss 100mm macro

ここから瀬田川が良く見えます。ボートはみな引き上げたようです。


ペンタックスK7 ペンタックス15mm limited

心経堂の周囲にはまだ紅葉が残っていました。もう結論を言ってしまいますが、石山寺はすごい所ですよ。これが紅葉のシーズンだったら、すごいと思いますよ。紅葉に限らずすごいお寺のです。


ペンタックスK7 ペンタックス15mm limited


ペンタックスK5 ペンタックス 35mm limited macro


ペンタックスK5 ペンタックス 35mm limited macro


ペンタックスK5 ペンタックス 35mm limited macro


ペンタックスK5 ペンタックス 35mm limited macro


ペンタックスK7 ペンタックス15mm limited
豊清殿

この建物は新しいようですが、立派な建築です。心経堂からここに来る途中に丘陵いっぱいにボタン園が作られていて、5月には素晴らしい眺めになることでしょう。石山寺は資金が豊富なようです。その資金を使って、もてなしの心を感じます。もてなしといってはいけないのかもしれません。仏の慈悲の心です。いつも、心をいやしてくれる空間を演出しようという意図が強く感じられます。それがまた資金を集めて、良い方向に回転してゆくとてもいいお寺です。さすが紫式部がこもったお寺です。滋賀県にこんなお寺があるとはびっくりです。
豊清殿から少し下がったところに紫式部の像があります。まあ、観光的ではありますが、いいではありませんか。


ペンタックスK7  ペンタックス15mm limited


ここから本堂まで下る道筋が、何とも自然の山肌で、石山寺が広大な自然の中に存在していることがわかります。自然の中に、仏の空間を演出する。自然は神であり、自然=神の中へ人が入り込む入り口として、お寺や神社がある。これこそが、自然とともに生きてゆく日本人のあり方の原点です。SF映画の<スターゲート>のような異次元空間へのゲートがここにあるような気がするのです。上賀茂神社、春日大社、伊勢神宮、そして石山寺はスターゲートでつながっているのだ。


ペンタックスK7 ペンタックス15mm limited


ペンタックスK5 Zeiss 100mm macro


ペンタックスK5 Zeiss 100mm macro


ペンタックスK7 ペンタックス15mm limited

丘陵を下ると、無憂園というお庭が見えてきます。花ショウブがきれいだそうで、もういたれりつくせりです。


ペンタックスK7 ペンタックス15mm limited

コメント
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