小さな旅、大きな旅の写真物語(Virtual trips/travels)

京都や東京を本拠地として、自然の中や町を歩きながら、撮った写真をどんどん掲載します。いっしょに歩いているように。

風景写真イロハニホヘト その2

2012-09-01 20:41:31 | 日記
風景写真イロハニホヘト その2

8月25日
風景写真用のレンズをとりあえず、決めて、試写に出かけました。シグマ8-16mm、★ペンタックス16-50mm、ペンタックス55-300mm、ペンタックス100mmマクロ、カメラはペンタックスK5とK7の2台、それに三脚、2wayの雲台。
昔の思い出を求めて三浦半島、油壺へ。 油壺の東大臨海実験所では大学の3年、4年にかけて、春、夏、秋、冬 泊まりがけで実習をしていました。実験の方はあまり覚えていませんが、刺し網、叩き網、一艘引き網、はえ縄、タコつぼ、二艘引きトロール、大謀定置網、地引網、櫓舟こぎ、ありとあらゆる漁法をやりました。海の生物を採取できなければ海の生物の研究はできないというのがこんなことをやる理由だそうです。臨海実験所に1~2週間泊まっているので、夜にぬけだして櫓舟をこいで、対岸のマリーナのパーティーを見にいったり、自分達で獲った魚を餌に酒盛りをやったり、ずっぽり海に浸かっていたのです。これだけではないのですよ、愛知県伊川津の臨海研究所では、養殖池のかい掘りをやって、とれたうなぎ、草魚、鯉、干潟でとったナマコや渡り蟹を山のように積み上げて、酒盛り。 海洋研究所の白鳳丸にのって、10日間、台風の隙間を縫って北回帰線まで海洋調査のアルバイト、日光中禅寺湖のマスの養魚場でテントをはって、無線のブイをひっぱるマスの数日間にわたる追跡調査のアルバイト、三浦半島佐島の海でタコノマクラの生態調査のアルバイト(潜りながら、ロープに沿って、タコノマクラの数を勘定するのです)。  とにかく油壺は青春の思い出が詰まっているのです。
べつに感傷にひたるのが目的ではありません。風景写真の布陣をためすのが目的です。


ペンタックスK7 ペンタックス55-300mm


ペンタックスK7 ペンタックス55-300mm


ペンタックスK7 ペンタックス55-300mm


ペンタックスK7 ペンタックス55-300mm

しかし、ペンタックス55-300mmの望遠はなんてガサツなのだろうか。とっても使えない。このあとも撮影について不可思議な現象が色々おきて、途方にくれたのですが、今日は新宿のペンタックスフォーラムに行ってその原因を聞いてきました。全ての疑問が解けました。最後にご紹介します。


ペンタックスK5 ★ペンタックス16-50mm
こうやって見ると★レンズもたいしてきれいでない。なんで今日はこんなに画面が荒れるのだ??


ペンタックスK7 ペンタックス55-300mm


ペンタックスK7 ペンタックス55-300mm

富士山が見えるのにずっと気が付かなかった。改めて撮影。

しかし、今日は、こんな絵ハガキ写真を撮りに来たのではないのだ。


ペンタックスK7 ペンタックス55-300mm

かつて、対岸のこの場所で、流れ着いた小さな貝を拾ったことを覚えている。巻貝の小さな子供の殻がほぼ完全な形で見つかるのである。 ここになら何か撮るものがあるだろう。 しかし、どうやってこの浜にいったのであろうか?



大変だ、この時見つけた貝が行方不明。 大きな奴は沖縄久米島で生きているのを捕まえた。小さいのは、こんな浜辺で拾ったやつだが、すりへっている。 この時拾ったのはほぼ完ぺきな子供巻貝だったのに。
コメント
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