小さな旅、大きな旅の写真物語(Virtual trips/travels)

京都や東京を本拠地として、自然の中や町を歩きながら、撮った写真をどんどん掲載します。いっしょに歩いているように。

韓国、クラフトな旅 その7

2012-09-28 21:47:29 | 旅行
韓国、クラフトな旅 その7

中央博物館の続きです。
今回の旅で、意外な発見は、韓国のタンスや机などの木工調度品がなにやら魅力的に見えるということです。なんで、でしょうね。 日本でも古い調度品は魅力的なのですが、韓国の品はなんとなく日本と違ったパターンということで新鮮に見えるのでしょうか。この旅に参加している一人のご婦人はとっても韓国の調度品を買いたくて、あとで木工調度品のお店が登場しますが、そこで、いろいろ情報をしいれて、あとで買い付けに韓国を再度訪れると言っていました。 当方は2つのことを考えました。日本の人が韓国に魅力を感じるのは、みなさんの故郷を見ている気がするからと思います。日本は、日本文化が西洋文化に覆い尽くされて、ほんの何十年か前に見ていた世界が消滅してしまい、故郷は心の映像として残っている。それが、一味違った雰囲気と故郷の映像とがミックスした韓国の品物やドラマやタレントに反応しているのです。 韓国の若者は昔の日本にように礼儀正しく、目上を大切にします。おばさんたちはそこに故郷を見るのです。もうひとつは、この木工調度品も焼き物もみな芸術品というより民芸品です。まさに柳宗悦の民芸運動の対象となるような品々ばかりです。それがかえって魅力的に写る。さらに、日本では西洋文化と日本文化が上手く融合せずに、日本文化は伝統がしばりつけ、過去に回帰し、西洋文化とは一線を画そうとして潜行する。一方では西洋文化が日本文化にお構いなくはびこる。 韓国では、伝統がしばりつける度合いが少なく、自分たちの伝統に、自由に西洋文化を融合させてゆく。 この方向がある意味日本人に魅力的に写っている。また後で議論しましょう。 とにかく、コメントなして木工品を載せます。











これなかなかいいですよ。 直ぐみたい書類を分類して、ちょっと入れておく分類ラックです。



韓国も中国と同じように、筆文化です。筆周りの品々は魅力的です。北京では焼き物の筆立てを買いましたが、実用品ですから、観光用と違ってとっても割安のなのです。 このような筆立てもきっと安く売っているはずです。角谷先生にそういったら、水滴(硯の水差し)を一杯買っていました。 とっても安くて魅力的形をしています。当方も水滴を買いましたが、これは観光客向けの店で買ったので、安くはありませんでした。あとでお見せします。



タンスがいいでしょ。金具もおもしろい。













この横長家具がまた魅力的なのです。



フォルムにリズムがあるでしょ。

さて、いい加減に博物館をあとにして、夕食です。 南山公園のソウルタワーで夜景を見ながら食事です。

その前に道端で、金さんがサナギのゆでたのを買ってみんなにふるまいました。これが曲者で、食べてみましたが、その後長い間このサナギのにおいに悩まされました。おいしいと言って食べていた方もいますので、興味ある方は試してみてはいかかでしょうか。とっても薦めませんが。



バスでタワーの下まで上がるのですが、終点のバス停からタワーまで急な坂を少々歩く必要があります。バスにのらずに下から歩いて登る方も少なくありません。 韓国の人は元気だ。









もう少し早く来て、夕暮れの変化をみるともっと魅力的とおもいます。ただここは韓国の若い方のデートスポットでものすごくこんでいますので、そこは心してください。



これはたらの鍋、私のアナゴ鍋は食べてしまって写真なし。一品メインを頼んで、あとはバイキング形式で、おかずを食べ放題です。









自分でソフトクリームをとるので、クラフト的になってしまいました。この日の活動量計は2万歩を超えました。さすがに疲れて、本日は打ち止めです。 実は次の日も2万歩をこえたのです。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする