俳句の風景

写真と自作の俳句を掲載しています。

朴の花

2024-05-08 | 俳句・夏・植物

 

 

街望む高さにありぬ朴の花

 

 

 

 

 

 

モクレン科の落葉高木。

山地に自生し、高さ二十メートル以上にもなる。

 

 

 

 

 

 

五月頃、枝先に芳香のある六~九弁の黄色がかった白い大輪の花を上向きに開く。

 

 

 

 

 

 

「朴散華」と詠われるが、実際は散華せず、花はやがて茶色になり、しおれて落ちる。

 

 

 

 

 

 

朴の花が高いところに咲いていた。

そこからは遠くの街が眺められる高さであった。

 

 

 

 

 

坂にきて青空仰ぎ朴の花

 

 

 

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