俳句の風景

写真と自作の俳句を掲載しています。

忍冬(すいかずら)の花

2024-05-18 | 俳句・夏・植物

 

 

野火止の小流れ今も忍冬

 

 

 

 

 

 

スイカズラ科の蔓性常緑低木。

山野に自生する。

 

 

 

 

 

 

子供たちが花の蜜を吸って遊ぶところから「吸葛」と呼ばれ、枝葉が冬も枯れないので「忍冬」と名づけられた。

 

 

 

 

 

 

初夏に、葉腋に二つずつ並んで細い筒形の合弁花をつける。

花は二裂し甘い芳香を放つ。

花は初めは白く、後に淡黄色に変わるので金銀花ともいう。

 

 

 

 

 

 

野火止用水は江戸時代以降今も流れている。

その流れの上に忍冬が咲いていた。

 

 

 

 

 

忍冬といへば波郷を想ひけり

 

 

 

コメント (2)
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