散策のまづ香に気づき栗の花
ブナ香の落葉高木。
山野に自生し、また、果実収穫用に人家や畑で栽培される。
六月頃、黄白色の細長い雄花をやや上向きにつけ、緑色の雌花をその基部に固まってつける。
大房になると八方に垂れ、独特の青臭い匂いを漂わせる。
雌雄同株。
雌雄異花で、虫媒花。
受粉が終わると雄花は褐色に変色して落ちる。
散策をしていると、あの独特な香が漂ってきた。
見上げると栗の花が咲いていた。
夕暮は人恋ふときよ栗の花