俳句の風景

写真と自作の俳句を掲載しています。

聖樹

2019-12-24 | 俳句・冬・人事




丈高き聖樹見上ぐるばかりなり




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クリスマスにモール、蝋燭、豆電球、人形、贈り物

などの飾りつけをして立てる常緑樹をいう。







普通、樅や蝦夷松の若木を用い、最上部にベツレヘム

の星を置く。







『クリスマスの起源』(O.クルマン著)によれば、

中世の聖夜の降誕祭の序幕において行われた、アダム

とエヴァの堕罪の舞台劇で使われる「知恵の樹」とし

て、冬に葉が落ちてしまうリンゴの木の代用に、常緑

樹の樅の木が禁断の木の実を飾るために使用されたの

が由来ともされる。







リンゴはオーナメントボールと呼ばれる飾り(金属

光沢のあるメッキボールやガラス製のグラスボール)

になっていることが多い。







丈の高い聖樹があった。

色とりどりの飾りがついていて、上の方までただ見上

げるばかりであった。






二階にて聖樹の星の高さなり




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