丈高き聖樹見上ぐるばかりなり
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クリスマスにモール、蝋燭、豆電球、人形、贈り物
などの飾りつけをして立てる常緑樹をいう。
普通、樅や蝦夷松の若木を用い、最上部にベツレヘム
の星を置く。
『クリスマスの起源』(O.クルマン著)によれば、
中世の聖夜の降誕祭の序幕において行われた、アダム
とエヴァの堕罪の舞台劇で使われる「知恵の樹」とし
て、冬に葉が落ちてしまうリンゴの木の代用に、常緑
樹の樅の木が禁断の木の実を飾るために使用されたの
が由来ともされる。
リンゴはオーナメントボールと呼ばれる飾り(金属
光沢のあるメッキボールやガラス製のグラスボール)
になっていることが多い。
丈の高い聖樹があった。
色とりどりの飾りがついていて、上の方までただ見上
げるばかりであった。
二階にて聖樹の星の高さなり
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