またしても光るUFO秋夕焼
「夕焼」は夏の季語。
「秋の夕焼」は夏ほどの激しさ、大きさはなく、時間的にも短い。
秋も終わりに近づくと、色が淡くなる。
海、川、湖などを染める秋の夕焼は、行く秋の趣が濃い。
夏は日没時間が遅いため散歩は終わっているので、今夏は夕焼を一度も見ることがなかった。
晩秋になると日没時間が早くなるので、散歩の途中で夕焼を見る機会が増えた。
また、温暖化のせいか、上記のような歳時記の説明とは異なり、秋の夕焼はかなり濃く、長く楽しめるようになった。
日没直前になると、入日の左上の方に光る球体のUFOが現れることが多い。
昨年、晩秋から冬にかけて何回も目撃し、動画にも撮った。
飛行機ではなく、最初は金星よりも何倍も明るく光る球体で、いきなり現れ、西の方へゆっくりと動き、だんだんと空に消えて行く。
今回も動画に撮ったが、その間三十秒ほどだった。
これは長い方で、気がついて五秒で消えることもあった。
今年もまた光るUFOが現れ、秋の夕焼のなかへと消えて行った。
秋夕焼(あきゆやけ)富士も染まつてゐたりけり