6日、ノーベル化学賞を受賞した米・パデュー大学特別教授の根岸英一氏(75歳)が会見に臨み、
「私は日本の(悪名高い)受験地獄の支持者だ」
「若者よ、海外に出よ」と発言。
これがネット上でも話題になっている。
「意外と古い考え方の人だな」
「海外生活の長い根岸氏が日本の受験事情をどこまで知っているのか」
という批判的な意見も一部にはあるものの、
「海外に出よかぁ・・・。ずっしりくる一言」
「さしたる受験地獄を経験していない人の『詰め込み教育批判』が蔓延する中、その数百倍は説得力があると思う」
「詰め込み教育は俺も賛成派です。若い頃に基礎を叩き込まれるのは、全く悪いことじゃない」
など、大多数は好意的な意見に集約。普段はシニカルなネット住民も、「ノーベル賞」という圧倒的な威光の前に、すっかりひれ伏してしまったようだ。―――R25 http://r25yahoo.co.jp―――
この夏から話題はロンドンオリンピック→尖閣諸島問題→反日デモと推移してきたが、
今週のトピックは、あっちでもこっちでもノーベル賞だ。
で、目にとまったのが上の話題。
で、私もノーベル賞の威光の前にひれ伏す訳じゃないんですけど、
子どもの時はとことん勉強させなければならない、と確信する今日この頃である(ちょっと遅すぎかも)。
ここ中国に来て分かったのだが、日本の「受験地獄」はここでは「お遊び」に過ぎない。勉強の時間と量がまるで違う。詰め込み方がハンパじゃないのだ。
これに比べたら、日本の子どもたちの受験勉強なんてホンット楽でたまらん。
小・中・高校とほとんどの子が寮生活をしながら学校で勉強している。
高校では学校の授業が終わったあと、全員夜9時まで教室で自習するが、その後寮に帰る時間がもったいないので教室でそのまま夜じゅう勉強を続け、朝方仮眠をとって、早朝寮の自室に戻り顔を洗い、朝食を取る子も珍しくないと聞く。人口が多いので、競争の厳しさは日本の比ではないのだ。
だから、大学生も日本の学生に比べたら実にきちんと勉強している。
教条的にすぎる面はあっても、やらずに偉そうな口をたたく子の多い日本の実情を見るに、
日本社会が崩れる一方なのは、実に頷ける。
根岸氏の「受験地獄支持」は当然すぎるほどである。
日本の教育傾向を表す言葉の一つに、
「何でもいいから自分が打ち込めることを一つ見つけましょう」
なんていうフレーズがあるが、
そんなこと言って、それでは、と皆小学校1年生からゲームに打ち込んだら説得するすべはあるのか。
「何でもいいって言ったじゃん!」と子どもに一蹴されるだけだ。
それでは日本中、消費することしかできない腑抜けのアホばっかりになるでしょうが。
大人たちが、これだけは絶対教え込まんとアカンということは、
まず有無を言わせず教えなければならない。
中国の子たちの勉強量、
これは今日からでも見習いたいことだ。
もう一つ大切なことは、中国の学生が先生や親を尊敬しているということだ。
大人たちを敬っている。
当たり前だ。教えてもらう存在なんだから。
その点でも日本は滅茶苦茶だ。
日本の学校の先生たちを尊敬させる体制がなければ、教育活動は円滑にできない。
田中真紀子さんが文科省の大臣になって、さあ、どうなるのかしら。
彼女は尊敬させるというより、皆を怖がらせているみたいだけど。
「私は日本の(悪名高い)受験地獄の支持者だ」
「若者よ、海外に出よ」と発言。
これがネット上でも話題になっている。
「意外と古い考え方の人だな」
「海外生活の長い根岸氏が日本の受験事情をどこまで知っているのか」
という批判的な意見も一部にはあるものの、
「海外に出よかぁ・・・。ずっしりくる一言」
「さしたる受験地獄を経験していない人の『詰め込み教育批判』が蔓延する中、その数百倍は説得力があると思う」
「詰め込み教育は俺も賛成派です。若い頃に基礎を叩き込まれるのは、全く悪いことじゃない」
など、大多数は好意的な意見に集約。普段はシニカルなネット住民も、「ノーベル賞」という圧倒的な威光の前に、すっかりひれ伏してしまったようだ。―――R25 http://r25yahoo.co.jp―――
この夏から話題はロンドンオリンピック→尖閣諸島問題→反日デモと推移してきたが、
今週のトピックは、あっちでもこっちでもノーベル賞だ。
で、目にとまったのが上の話題。
で、私もノーベル賞の威光の前にひれ伏す訳じゃないんですけど、
子どもの時はとことん勉強させなければならない、と確信する今日この頃である(ちょっと遅すぎかも)。
ここ中国に来て分かったのだが、日本の「受験地獄」はここでは「お遊び」に過ぎない。勉強の時間と量がまるで違う。詰め込み方がハンパじゃないのだ。
これに比べたら、日本の子どもたちの受験勉強なんてホンット楽でたまらん。
小・中・高校とほとんどの子が寮生活をしながら学校で勉強している。
高校では学校の授業が終わったあと、全員夜9時まで教室で自習するが、その後寮に帰る時間がもったいないので教室でそのまま夜じゅう勉強を続け、朝方仮眠をとって、早朝寮の自室に戻り顔を洗い、朝食を取る子も珍しくないと聞く。人口が多いので、競争の厳しさは日本の比ではないのだ。
だから、大学生も日本の学生に比べたら実にきちんと勉強している。
教条的にすぎる面はあっても、やらずに偉そうな口をたたく子の多い日本の実情を見るに、
日本社会が崩れる一方なのは、実に頷ける。
根岸氏の「受験地獄支持」は当然すぎるほどである。
日本の教育傾向を表す言葉の一つに、
「何でもいいから自分が打ち込めることを一つ見つけましょう」
なんていうフレーズがあるが、
そんなこと言って、それでは、と皆小学校1年生からゲームに打ち込んだら説得するすべはあるのか。
「何でもいいって言ったじゃん!」と子どもに一蹴されるだけだ。
それでは日本中、消費することしかできない腑抜けのアホばっかりになるでしょうが。
大人たちが、これだけは絶対教え込まんとアカンということは、
まず有無を言わせず教えなければならない。
中国の子たちの勉強量、
これは今日からでも見習いたいことだ。
もう一つ大切なことは、中国の学生が先生や親を尊敬しているということだ。
大人たちを敬っている。
当たり前だ。教えてもらう存在なんだから。
その点でも日本は滅茶苦茶だ。
日本の学校の先生たちを尊敬させる体制がなければ、教育活動は円滑にできない。
田中真紀子さんが文科省の大臣になって、さあ、どうなるのかしら。
彼女は尊敬させるというより、皆を怖がらせているみたいだけど。
