毎日がちょっとぼうけん

日本に戻り、晴耕雨読の日々を綴ります

「東華理工大学&江西財経大学合同日本語コーナー再開」 2012年10月26日(金) No.485

2012-10-26 20:37:01 | 中国事情
あ~、よかったあ。
集まった40人以上の学生たちの熱気が嬉しかった!
どのグループも、楽しそうに、曲がりなりにも日本語で会話をしている。
今、学んでいる言語で会話ができるなんて、
確かにワクワクすることに違いない。


思えば長いこと、両校合同の日本語コーナーは休業状態だった。
今年、冬は寒いのでちょっとあったかくなってからと言い、
あったかくなったら、
校内スピーチコンテストやら、作文コンクールやらでこちらがメチャ忙しくなり、
そうこうしているうちに夏休みになってしまったので、
こうなったら、新学期から再開しようと、
理工大学の村岡先生と話していた。

とどめに新学期は、尖閣問題と反日デモだ。
南昌市内の日本語コーナーはもちろんのこと、
自分自身「籠の鳥」みたいに身動きが取れなくなったので、
夜の活動は自粛せざるを得なかった。
実に意気が上がらない日々が続いた。

今日、夕方5時半に村岡先生に率いられた理工大学の学生たちが、
元気いっぱいに、次々と挨拶しながら教室に入ってくると、
迎える財大の学生たちの表情がパアッと輝いたのが印象的だった。
財大日本語学科は学生の人数がとても少ない。
与えられる予算も少なく、いつも大学の片隅に追いやられている地味な存在だ。
他の大学の日本語を学ぶ多くの学生と直に交流することは、
ものすごく励みになるに違いない。

7時に終わり、3年の陳ぎょううんさん、黃ゆうひんさんにエスコートされて
外国語学院が用意してくれたタクシーで宿舎に戻ったが、
途中、車の中で陳さんが、
理工大2年生の会話力はすごいこと、
財大はまだまだ会話が弱いこと、
毎日の練習量が違うこと、
練習方法も工夫していることなど、雄弁に語るので、
(これからは会話練習にもっと時間を取る必要があるなあ)
と私自身も、ムクムクとやる気が湧き上がってくるのだった。
ああ、単純なヒト。





コメント (3)
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