日本語学科の学生の立場はつらい。
ある意味、中国在住の企業人や日本人教師などの比ではない。
日本人はいざとなれば日本という国に引き上げることができる。
彼らには戻っていく別の国などないのだ。
学生の声を聞いて欲しい(3年の徐さんの作文から抜粋)。
「小学生の時から、先生が釣魚島は私たち中国人のものだと教えてくれました。
私のお祖父さんと同じくらいの歳で、神聖な顔で釣魚島の歴史について語ってくれたものです。その時から、私は釣魚島は中国の台湾に属する島だとしっかり覚えてきました。」
「この問題で、日本語学科の学生として、将来が心配でならない。もし卒業するとき、中日関係が今のまま緊張していれば、私たちはどうしたらいいだろう。」
「先生は私たちの気持ちに気がついて『ちゃんと日本語を勉強している限りは、きっと将来の発展に力になれる』と私たちに言いました。先日、南昌市内でデモがありました。ルームメートの一人は、参加して愛国心を表現したいと思いましたが、結局、やめました。中国人が同胞のものを破壊して意味があるのだろうか。一部の衝動的な中国人の行動は私達の心を傷つけました。私達には、理性的な姿で国を愛するべきだという常識があります。大学生にとって、一生懸命勉強することが自分の国を愛する最高のことだと思います。」
「南昌市内でデモ行進がある日、クラスメートと梅岒へ遊びに行きました。湖の上で竹の筏を漕いでいたら、江西中医学院の学生たちに出会いました。彼らは私たちに何を勉強しているのか聞きました。その時、こちらは4人だけしか居ませんでした。全部女の子です。もし私たちが日本語学科の学生だと知ったら、私たちに悪いことを言うかもしれないと思いました。私たちは、『あ、それはね、言語を学んでいます。』と言いました。その時の私たちは、もうボロボロでした。」
「日本語を勉強するって、恥ずかしいことではありません。日本の経済や民族精神など、いろいろな面では見習う価値があると思います。」
「中日の友好関係を改善するために、日本語学科の私たちは役に立つ可能性があります。私たちが日本の文化や経済を学んで、周囲の人に紹介すれば、文化経済交流する機会がもっと多くなるかも知れません。そのほか、留学生が多くなればお互いの国の文化や習慣を紹介しあえます。両国政府は、対立などしないで、留学生制度を充実させてほしい。旅行、環境保護、経済についての協力を進めて、一衣帯水の中国と日本がともに発展していくことを願っています。」
日本語学科の学生たちが野田の「国有化」を発端とした騒ぎによって
どれほど傷ついたか想像できるだろうか。
それまで、「反日」を言う家族、友人、知人に、日本の文化、習慣、日本民族の優れた点など、自分が学んだ日本の良さを伝え、中日友好の必要性を周囲に語りかけてきた彼女ら、彼らは、背後から鉄砲で撃たれたも同然だ。
さらに中国人としての誇りも暴徒たちの理不尽な行動によって傷つけられた。
挟み撃ちの攻撃を受けたのだ。
それでも、彼女ら、彼らは、現在も毎日勉強を続けている。
無限に等しい単語の中から一つ一つを拾い上げ、頭に叩き込むことが
いつか中日関係の改善に役に立つかも知れないと、自分に言い聞かせながら。
ある意味、中国在住の企業人や日本人教師などの比ではない。
日本人はいざとなれば日本という国に引き上げることができる。
彼らには戻っていく別の国などないのだ。
学生の声を聞いて欲しい(3年の徐さんの作文から抜粋)。
「小学生の時から、先生が釣魚島は私たち中国人のものだと教えてくれました。
私のお祖父さんと同じくらいの歳で、神聖な顔で釣魚島の歴史について語ってくれたものです。その時から、私は釣魚島は中国の台湾に属する島だとしっかり覚えてきました。」
「この問題で、日本語学科の学生として、将来が心配でならない。もし卒業するとき、中日関係が今のまま緊張していれば、私たちはどうしたらいいだろう。」
「先生は私たちの気持ちに気がついて『ちゃんと日本語を勉強している限りは、きっと将来の発展に力になれる』と私たちに言いました。先日、南昌市内でデモがありました。ルームメートの一人は、参加して愛国心を表現したいと思いましたが、結局、やめました。中国人が同胞のものを破壊して意味があるのだろうか。一部の衝動的な中国人の行動は私達の心を傷つけました。私達には、理性的な姿で国を愛するべきだという常識があります。大学生にとって、一生懸命勉強することが自分の国を愛する最高のことだと思います。」
「南昌市内でデモ行進がある日、クラスメートと梅岒へ遊びに行きました。湖の上で竹の筏を漕いでいたら、江西中医学院の学生たちに出会いました。彼らは私たちに何を勉強しているのか聞きました。その時、こちらは4人だけしか居ませんでした。全部女の子です。もし私たちが日本語学科の学生だと知ったら、私たちに悪いことを言うかもしれないと思いました。私たちは、『あ、それはね、言語を学んでいます。』と言いました。その時の私たちは、もうボロボロでした。」
「日本語を勉強するって、恥ずかしいことではありません。日本の経済や民族精神など、いろいろな面では見習う価値があると思います。」
「中日の友好関係を改善するために、日本語学科の私たちは役に立つ可能性があります。私たちが日本の文化や経済を学んで、周囲の人に紹介すれば、文化経済交流する機会がもっと多くなるかも知れません。そのほか、留学生が多くなればお互いの国の文化や習慣を紹介しあえます。両国政府は、対立などしないで、留学生制度を充実させてほしい。旅行、環境保護、経済についての協力を進めて、一衣帯水の中国と日本がともに発展していくことを願っています。」
日本語学科の学生たちが野田の「国有化」を発端とした騒ぎによって
どれほど傷ついたか想像できるだろうか。
それまで、「反日」を言う家族、友人、知人に、日本の文化、習慣、日本民族の優れた点など、自分が学んだ日本の良さを伝え、中日友好の必要性を周囲に語りかけてきた彼女ら、彼らは、背後から鉄砲で撃たれたも同然だ。
さらに中国人としての誇りも暴徒たちの理不尽な行動によって傷つけられた。
挟み撃ちの攻撃を受けたのだ。
それでも、彼女ら、彼らは、現在も毎日勉強を続けている。
無限に等しい単語の中から一つ一つを拾い上げ、頭に叩き込むことが
いつか中日関係の改善に役に立つかも知れないと、自分に言い聞かせながら。