今日のひとネタ

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ドラマ「家族狩り」

2014年09月09日 | ドラマレビュー

 早くも先週が最終回でした。実は今クールで最後まで見たのはこのドラマだけ。天童荒太原作で脚本は大石静というだけでも期待させます。実はたまたま第一話を途中まで見たら結構面白そうだったので、結局最終話まで毎回録画して見たと。

 主役が児童心理司(松雪泰子)なので、問題のある家族がいろいろ出てくるわけですが、そこに高校の美術教師(伊藤淳史)が絡み、連続して発生する謎の一家心中事件を捜査する刑事(遠藤憲一)とか、とにかく重要な登場人物が多くて結構混乱します。

 この難しい話で伊藤淳史とその元教え子のコンビが面白かったことが救われました。配役の妙だと思います。それ以外では浅田美代子の演技が光りました。あんなに懐が深いとは意外でした。アッパレです。

 感想として面白いといえば面白いのですが、凄惨な場面が多いのでもう一度最初から見直そうとは思いません。早く終わったということは、世間の評判もあまり良くなかったのでしょうが、力作であることは認めます。