今日のひとネタ

日常ふと浮かんだことを思いのままに。更新は基本的に毎日。笑っていただければ幸いです。

ドラマ「親にはナイショで」(ネタバレあり)

2014年09月28日 | ドラマレビュー

 CSのTBSチャンネル2で録画してあったのをやっと見ました。初回放送は1986年1月10日~3月28日で、当時はなんとなく見てて最終回は見てなかったです。多分就職の時期で、早めに入寮したのでテレビがなかったのかも。


 番組サイトによると<安田成美演じる謎めいた雰囲気を持つ女子大生を中心に複雑に絡み合う恋模様を80年代当時の世相、核家庭の有様を交えてシニカルに描く>というドラマで、出演は安田成美、柳沢慎吾、原田芳雄、星由里子、尾美としのり、美保純、高橋ひとみ、工藤夕貴など。


 当時見た記憶では、なんか不思議なドラマだという印象だったのですが、今回ちゃんと見てみると一番近い雰囲気は「毎度おさわがせします」ですね。安田成美が女子大生役で、家庭教師をしている中学生と怪しい関係になりそうな…というのが大体のストーリーです。このドラマでみると安田成美がすごくいいです。ということは、別に私は昔から彼女を嫌いだったわけではないと。


 あとは、女優では美保純が素晴らしいです。このドラマの雰囲気を決定したのは彼女の演技ですね。彼女についてはこれまで見たどのドラマよりもこれがいいように思います。安田成美の親友役で片桐はいりも出てるので「あまちゃん」以前にここで共演があったと。それと工藤夕貴が当時こんなに可愛かったかというのが新たな発見。これはいいもの見せて貰いました。男優では柳沢慎吾が結構よくて美保純も含めたその兄弟のやりとりが楽しいです。この人もこのドラマが一番いいように思います。


 全般的にはそれぞれのキャラを活かしてやってるだけで、星百里子以外誰もまともに演技してない感じで、原田芳雄の役はタモリがやってもいいんじゃないかなぁと思いました。最後はなんか無茶苦茶になったので結末がどうのこうのいうドラマじゃないのですが、ドラマの筋とは関係なく毎回大川興業が出てたりして、これはこれでなんか当時の時代を感じるのでちゃんと見直しておいて良かったです。


 いずれにしてもDVDは出てないし、TBSチャンネルでももう放送予定ないようなので、ネタバレっても誰も見られないような…。