木曜日に「甦る歌謡曲」というのを見ました。帰ったら既にやってて、途中で風呂にも入ったのでムード歌謡とフォークソングしか見なかったのですが、結構面白かったです。
それにしても映像の選定が絶妙で(?)、かぐや姫は「神田川」ではなく「22才の別れ」でした。テレビ番組のスタジオライブで3人だけの演奏だったから「おおっ!」と思ったのですが、放送が1コーラスだけだったからパンダさんはウッドベース持ってるだけだったという。ちなみに正やんは、ブレイクではハーモニクスはやってなかったですね。この時だけかもしれないけど。
他には、泉谷の「春夏秋冬」は近年の映像だったのであれはいけません。やっぱりこういうのはヒットした当時の映像でないと。甲斐バンドも「裏切りの街角」が、2010年の照和でのライブだったし。イルカは「なごり雪」だったのですが、この人の場合は最近の映像なのか昔のなのかちょっと見ただけではわからないというところが素晴らしいです。
そして究極はチューリップ。歌謡大賞のステージだったのですが、バンド演奏はさせて貰えず姫野さんが真ん中で歌い、あとは二人ずつスタンドマイクでコーラスという、ある種クールファイブ状態。(まぁクールファイブの人たちも実際はバンド演奏上手いですけど) 本人達は楽しそうに歌ってましたが、ファンの人たちはガッカリしたでしょうね。
いまだにこういう番組での映像の選択の基準がわからないのですが、映像の使用権とかアーティスト側の承諾とか使用料とかいろいろあるんでしょうね。個人的には、当時は宣伝のためにテレビにも出てそれでレコードも売れたんだろうから、多少の使用料払えばテレビ出演時の映像は使えるようにすればいいと思うのですが。