4人はそれぞれ、<井上陽水、谷村新司、タケカワユキヒデ、甲斐よしひろの娘で「家族」や「きずな」などをテーマに日替わりで番組を担当する>のだとか。いや別に何がどうでもいいですし、タケカワユキヒデ氏などは既にそういうキャラクターだと思ってましたが、甲斐さんの娘さんが入ってるのだけは興ざめ。
甲斐名都さんについてはそれほど売れてないというのもあったでしょうが、二世タレントであるという売りがそんなに目に付いてなかったように思うので、それが方針なのかと思ってたわけです。それが今回の企画のメンツに入っててガックリと。
「娘をよろしく」なんていう売り出し方は、ビートたけしとか明石家さんまとか関根勤とか、そういうお笑いタレントにやらせとけばよろしい。あるいは一家で歯磨きのCMに出るようなそういうキャラの人ならいいですが、娘が二世タレントであることを売り物にしてラジオで家族の話をするなんていうのは、まったくロックじゃないです。
まぁ以前西川きよし氏の息子がロックの歌手になろうとしたときに「オヤジが有名な漫才師でなおかつ国会議員で『デビューするからよろしく~』なんていうロックンローラーがおるか?」と批判したのは明石家さんま氏でした。「ロックなんていうのは、親に反対されて家出してやるもんじゃないのか?」と言ってたそうで、その発言はたしかにロックな気がします。
ということで「甲斐さん、あなたはそれでいいんですか?」という話でした。さらにいうなら、大物アーティストの家だけが家族の絆を語れるわけでもないと思うので、この企画をしたNACK5自体にも「喝!」です。皆さん、どう思われますか?