Fit in fits

たまに富士山を撮影しています。「富士山と乗り物のコラボ」を撮ることが多いです。他のネタはほんの少し。

一番マズイ形か?

2007-07-10 00:48:47 | 雑記帳
 そこで、天気図の週間予報から土曜日のものをピックアップしてみました。台風は日曜のほうが接近するのだがこちらのほうがわかりやすいので。

 なにがわかりやすいのか?これがとってもマズイ形だということです。

 左にある低気圧は実は台風4号です。右に高気圧があり、その両方の上に梅雨前線が横たわっています。
 この高気圧はいわゆる「太平洋高気圧」というもので、南の海上から暖かく湿った風を中心から時計回りに吹き出します。特に「縁辺流」と呼ばれる高気圧の端っこの気流が日本列島上にある梅雨前線に「雨の素」になる南風を供給します。
 逆に台風は反時計回りに風を集め、その中心の強烈な上昇気流で強力な積乱雲を作り大雨などをもたらしますが、この天気図だと台風は高気圧の縁辺流よりもさらに強力なエネルギーを持つ湿った南風を梅雨前線に送り込みます。(日曜になると高気圧はやや東に遠ざかります)

 となると、梅雨前線が強力な湿度を持つ南風に刺激されてかなりの大雨が降ることが予想できます。週間予報の天気図はかなり変わりますがこの図のとおりになったとすると、前線がかかる中・四国、近畿、東海から関東にかけてかなりの大雨が予想されます。(梅雨前線は前線から北に約300kmが雲の範囲だってさ)

 せっかくの三連休。しかも、沼津ベアード・ビールで7周年のお祭りがあるというのに台風ではちょっと・・いくらベアードが現在『地ビールの台風の目』であるとはいえシャレになりません。木曜あたりから金曜に強烈な偏西風がやってきて南海上で台風を東へと追いやってくれないもんですかねぇ・・。アルティメットの練習もできねぇなぁ~


 あ、それと、ここまでは私が住んでいる場所基準で書いたので梅雨前線のことだけでしたが、九州・沖縄は台風が直撃なので覚悟が必要です。とくにこのところ大雨で災害が続いている九州は要・・どころじゃなく、今から厳戒体制のほうがいいでしょう。備えあれば憂いなし・・最悪の事態を、想定だけはしておきましょう。


解説は私の自己流なのであまりアテにされても困りますが、おそらく石原良純も同じこと言うと思うよ。
 
コメント (7)
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