静岡市内の高校、特に市立高校が絡む公立高校の再編が行われようとしている。ちょっと書くのは面倒なので、どんなものかは引用をさせていただく↓↓↓
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公立高再編:市立商と静岡南を県立、清水商と庵原は市立に--県、静岡市教委 /静岡
◇13年度めどに開校--計画案
県教育委員会と静岡市教委は22日、静岡市内の公立高校の共同再編計画案を発表した。静岡地区(葵・駿河区)では市立商業高校(駿河区)と県立静岡南高校(同区、普通科)を県立高校に統合する。清庵地区(清水区と由比町)では市立清水商業高校(清水区)と県立庵原高校(同区、普通・英語科)を統合して市立高校にする。いずれも13年度をめどに開校する。
再編案によると、静岡地区の新高校は総合学科が中心。清庵地区の新高校には普通・商業・英語科を設置する。静岡地区には市立高校が別に1校あることなどから、静岡地区を県立、清庵地区を市立にする。静岡南高校に併設している県立静岡北養護学校南の丘分校(高等部)は新高校に引き継がれ、学校行事などでの交流も継続される。
両校とも学級数は1学年6~8学級にする。設置場所は、静岡地区は市立商業高校の場所、清庵地区は清水商業高校の場所を軸に、新高校の規模なども勘案して決める。
両教委は22日から来月10日まで、この案について県民、市民から意見を募り、来年1月上旬に正式決定する。
県立と市立高校の再編では、山形県で県立3校と酒田市立1校を統合(12年度開校予定)する例がある。(毎日新聞)
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・・・とのことである。
少子化なので、静岡市内に県立・市立合わせて商業高校が3校もあるから、いずれこういうハナシが出てくるであろうことは想像がついたが、母校清商が、まさか普通高校である庵原高校と統合になるということは考えもしなかった。もとより、市立と県立とで統合をすることは思いつかなかった。
私は、2つある市立の商業高校のどちらかを廃止とし、廃止するなら旧静岡市側には県立の商業高校があるので静岡市商のほうをやめるんだろうと思っていた。しかし違った。
この再編案を見ると、歴史の新しい普通高校を市立の商業高校にくっつけちゃって総合高校にしちゃおうという意図が見える。市立高校の再編だけでなく、県立高校も含めて統合の議論を進めるのなら、どうして静商も俎上に上らないんだ?・・と思った。
でも、まぁ時代の流れとして仕方ないのであろう。統合なった新高校はそれぞれ新しい校名がつくとのことで、“清商(キヨショウ)”の名前は消えてしまうだろう。わかっていてもこれは大変寂しい・・・。
ただ、大正11年創立の清商と、昭和56年創立の庵原高校との、歴史が違いすぎる高校同士の統合で、私が一番心配なのは“校歌はどうなるんだ?”・・ということである。
清商の校歌は・・
作詞:北原白秋
作曲:山田耕作
・・と、超メジャーな方々が作られたたいへん伝統あるもので、同じコンビの校歌は他に・・
同志社大学校歌
関西学院大学校歌
駒澤大学校歌
・・があり、他に・・
東京大学運動会歌『大空と』
・・などがある。校歌でなくとも童謡の・・
『ペチカ』
『待ちぼうけ』
・・があり、他にも・・
『からたちの花』
『この道』
『鐘が鳴ります』
などの国民的歌謡曲もある。この名コンビの校歌はどうなるんだ?まさかやめてしまうんじゃぁないだろうな!?
幸い、清商の校歌の歌詞には直接校名などは出てこない。(私だって卒業してからも正月の国立競技場で3回も歌っているのだ、忘れるはずはない・・1番だけは・・)
東海 山あり ましろき不二の嶺(ね)
朗に(ほがらに)清けし(さやけし)四時(しいじ)雪あり
仰げよ この空 日本のこの山
母校よ 我等は真に恵まる
母校よ 我等は真に恵まる
男子よ 立つべし しかく清けく
・・と、このように校名は出てこない。だから新しい高校でも使おうと思えば使えるのである。“清商”の名はあきらめる。しかし、この由緒正しき校歌だけはなんとか残せないだろうか? (庵原高OBには悪いけどね)
=おまけ=
ちなみにこの校歌、作詞は当初、若山牧水に依頼された。牧水も快諾しわざわざ居住先の沼津から清水まで視察に来られたのだが、その後病気になり約束を果たせないまま他界してしまったのであった。これは資料を見るまで知らなかったな。
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公立高再編:市立商と静岡南を県立、清水商と庵原は市立に--県、静岡市教委 /静岡
◇13年度めどに開校--計画案
県教育委員会と静岡市教委は22日、静岡市内の公立高校の共同再編計画案を発表した。静岡地区(葵・駿河区)では市立商業高校(駿河区)と県立静岡南高校(同区、普通科)を県立高校に統合する。清庵地区(清水区と由比町)では市立清水商業高校(清水区)と県立庵原高校(同区、普通・英語科)を統合して市立高校にする。いずれも13年度をめどに開校する。
再編案によると、静岡地区の新高校は総合学科が中心。清庵地区の新高校には普通・商業・英語科を設置する。静岡地区には市立高校が別に1校あることなどから、静岡地区を県立、清庵地区を市立にする。静岡南高校に併設している県立静岡北養護学校南の丘分校(高等部)は新高校に引き継がれ、学校行事などでの交流も継続される。
両校とも学級数は1学年6~8学級にする。設置場所は、静岡地区は市立商業高校の場所、清庵地区は清水商業高校の場所を軸に、新高校の規模なども勘案して決める。
両教委は22日から来月10日まで、この案について県民、市民から意見を募り、来年1月上旬に正式決定する。
県立と市立高校の再編では、山形県で県立3校と酒田市立1校を統合(12年度開校予定)する例がある。(毎日新聞)
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・・・とのことである。
少子化なので、静岡市内に県立・市立合わせて商業高校が3校もあるから、いずれこういうハナシが出てくるであろうことは想像がついたが、母校清商が、まさか普通高校である庵原高校と統合になるということは考えもしなかった。もとより、市立と県立とで統合をすることは思いつかなかった。
私は、2つある市立の商業高校のどちらかを廃止とし、廃止するなら旧静岡市側には県立の商業高校があるので静岡市商のほうをやめるんだろうと思っていた。しかし違った。
この再編案を見ると、歴史の新しい普通高校を市立の商業高校にくっつけちゃって総合高校にしちゃおうという意図が見える。市立高校の再編だけでなく、県立高校も含めて統合の議論を進めるのなら、どうして静商も俎上に上らないんだ?・・と思った。
でも、まぁ時代の流れとして仕方ないのであろう。統合なった新高校はそれぞれ新しい校名がつくとのことで、“清商(キヨショウ)”の名前は消えてしまうだろう。わかっていてもこれは大変寂しい・・・。
ただ、大正11年創立の清商と、昭和56年創立の庵原高校との、歴史が違いすぎる高校同士の統合で、私が一番心配なのは“校歌はどうなるんだ?”・・ということである。
清商の校歌は・・
作詞:北原白秋
作曲:山田耕作
・・と、超メジャーな方々が作られたたいへん伝統あるもので、同じコンビの校歌は他に・・
同志社大学校歌
関西学院大学校歌
駒澤大学校歌
・・があり、他に・・
東京大学運動会歌『大空と』
・・などがある。校歌でなくとも童謡の・・
『ペチカ』
『待ちぼうけ』
・・があり、他にも・・
『からたちの花』
『この道』
『鐘が鳴ります』
などの国民的歌謡曲もある。この名コンビの校歌はどうなるんだ?まさかやめてしまうんじゃぁないだろうな!?
幸い、清商の校歌の歌詞には直接校名などは出てこない。(私だって卒業してからも正月の国立競技場で3回も歌っているのだ、忘れるはずはない・・1番だけは・・)
東海 山あり ましろき不二の嶺(ね)
朗に(ほがらに)清けし(さやけし)四時(しいじ)雪あり
仰げよ この空 日本のこの山
母校よ 我等は真に恵まる
母校よ 我等は真に恵まる
男子よ 立つべし しかく清けく
・・と、このように校名は出てこない。だから新しい高校でも使おうと思えば使えるのである。“清商”の名はあきらめる。しかし、この由緒正しき校歌だけはなんとか残せないだろうか? (庵原高OBには悪いけどね)
=おまけ=
ちなみにこの校歌、作詞は当初、若山牧水に依頼された。牧水も快諾しわざわざ居住先の沼津から清水まで視察に来られたのだが、その後病気になり約束を果たせないまま他界してしまったのであった。これは資料を見るまで知らなかったな。