●就職を予定している学生に聞く、将来どこまで昇進したいですか?
http://news.livedoor.com/article/detail/4684011/
つい最近までの日本では、
『仕事=人生の大部分』
という考え方が当たり前だと思われてきた。
が、いよいよ日本でも、
「仕事なんて、お金を稼ぐゲームに過ぎないし、
生活の一コマに過ぎない。気楽にやろうぜ」
という姿勢が、じわじわと有力になってきたようである。
日本で、『仕事』が異様に神聖化されていることに、
外国人がしばしば驚くと聞く
たとえば、
『社会人』という言葉を、他の言語に訳すのは難しい
強引に英語に訳せば、
member of society
になるのだろう。
member of societyでは、
学生もお年寄りも、子どももホームレスもみ~んな含まれる
仕事中心に生きている人が、社会の核になっているという発想はなく、
生きているかぎり、『社会人』なのだ
社会貢献を果たせるのも、必ずしも仕事ばかりではないだろう
献血でもボランティアでも趣味でもいいし、
川で溺れてる虫を、毎日救って回るという方法だってあるかもしれない
さくっと他の方の日記を見たところだと、
この現象をゆゆしいと捉えているものが多い気がした。
だが個人的には、
価値観の多様性が、本当の意味で広まりつつあるということで、
明るい兆候ではないか、という印象を受けた
もちろん、仕事をがんばると愉しいし、すばらしいことだと思うけれど、
「仕事以外に生きる」自由も認めてもいいと思う
寅さんとか、ハマちゃんみたいに……。
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【通り雨の旅路(本館)】
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