生き物好き気象予報士&理科教員、公認心理師・金子大輔(金兵衛)のブログ~通り雨の旅路~

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電通殺人や恵方巻の販売ノルマについて考える

2017-02-03 | 社会・法律・労働

■高橋まつりさんの母、幸美さん独白4時間「上下関係が苦痛 寝させない拷問」
(dot. - 02月03日 07:02)
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=173&from=diary&id=4414699

電通の事件や恵方巻の過剰な販売ノルマ……。

Twitterでもつぶやいたけど、ホントに情けないとしか言いようがないふらふら
「バイトや店員さんが」ではなく、「使用者や経営者が」である。

身も蓋もないことを言おう衝撃

本来、いち労働者に「責任感」なんていらん手(パー)
いわんやバイトや新人をや。

責任を取ったり仕事がちゃんと回ってるか気にするのは
使用者や経営者の仕事なんだから。
売上げを気にするのも、当然ながら使用者・経営者の仕事。

もっとぶっちゃけて言えば、
会社が傾こうが会社がつぶれようが、
いち労働者にとっては、知ったこっちゃないんだよ。

それを気にしてあげるのは、
あくまで「労働者の誠意・温情クローバーだということを忘れてはいけない。


「バイトや新人の誠意」におんぶにだっこの使用者……。
誠意や温情なのに、
「やってもらって当然」と開き直って脅迫に走る経営者……。


優しい人だと、どんな人にも温情をかけてしまいがちだけれど、
クソ使用者に情をかけてはならぬちっ(怒った顔)

心を鬼にしなければならない爆弾
DV野郎やモラハラ野郎を振るときと同じである。
ダメンズにはまって人生を棒に振ってはいけない。

日本人の感覚だと非情と思うかもしれないが、
いくら「働き方改革」をしても、そういう割り切りがない限り、
ブラック企業も過労死も絶対になくならない。


海外では医師がストライキをして死者が出たりする国があるけれど、
「ストライキなら仕方ないね」というのが世論だし、
怒りの矛先が向かうとしても
それは医師に対してではなく、病院の経営者に対してである。

社会が回ること<<<<<<<<<<労働者の権利、なのだパンチ


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