まもなく、『胸キュン! 虫図鑑 もふもふ蛾の世界』
の出版から一年になります~。
読んでくださった方々、どうもありがとうございます。
この本の主役はもちろん「蛾🦋」です。
日本は「蛾差別」が激しく、蛾は嫌われがちですが、
実は蝶と蛾の違いはないのです。
人間が主観でテキトーに分けただけ。
フランス語では、蝶と蛾の区別はせず、
両方ともpapillon(パピヨン)です。
日本では、蝶は約240種しかいませんが、
蛾は少なくとも6000種います。
一生かけても、蛾には「飽き」が来ません。
そんな蛾の中でも、
この本ではスズメガ科、ヤママユガ科、ドクガ科に焦点を当てています。
これらを選んだ理由は、
形が大きいこと、印象に残りやすいこと、かわいいこと、です。
5cmのイモムシというとかなり大きいイメージですが、
スズメガの幼虫の中には13cmに達するものがいます(オオシモフリスズメ)。
オオシモフリスズメ以上に巨大なイモムシ・毛虫は、
日本ではイワサキカレハくらいではないでしょうか。
※イワサキカレハの幼虫はときに15cmに達し、
しかも毒針毛を持つという、とんでもないスペック。
沖縄では「ヤマンギ」と呼ばれ、恐れられている。
ということで、この夏、
魅力に満ちた蛾の世界への扉をノックしてみませんか✨
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