生き物好き気象予報士&理科教員、公認心理師・金子大輔(金兵衛)のブログ~通り雨の旅路~

拙著10冊目出版、ぜひ読んでね!おかげ様で19年続いている老舗ブログです。

呼ばないで、呼ばないで、呼ばないで。

2021-08-26 | パーキンソン症候群/闘病・介護

お願いだから、私を呼ばないで。

呼ばないで、呼ばないで、呼ばないで。
呼ばないで、呼ばないで、呼ばないで。
呼ばないで、呼ばないで、呼ばないで。
呼ばないで、呼ばないで、呼ばないで。
呼ばないで、呼ばないで、呼ばないで。
呼ばないで、呼ばないで、呼ばないで。

呼ばないでさえくれたら、どんなことでもするから……。


先日、『PSPのぞみの会』のMLに以下のような投稿をした。

--------------------
こんばんは。お久しぶりです。
江戸川区の金子大輔です。

情報提供というか、ほぼ愚痴ですが、
よろしければ聞いてください。

パーキンソン病+PSPもしくはCBDと言われた母は、
今は手足がまったく効かず、
物を持つ、体を掻くのも困難です。
ただ声は普通に出せる、認知症はまったくない
という状態です。

このためか、夕方から深夜にかけて、
とにもかくにも、家族を呼ぶのです。
父は耳が遠いし、あまりに頻繁に呼ぶと怒ることもあるため、
「お人好し」認定された私が主に呼ばれることになります。

5分の間もあけずに、
「枕の位置を治して」「背中の位置をなおして」「湿布を貼って」
「明日のお昼はうどんにして」「水を飲みたい」「アイスを食べたい」
「明日は何曜日?」「ケアマネさんに連絡してくれた?」
「寝ていると苦しいから座らせて」「耳を掻いて」「鼻を描いて」…………等々。

無理に用事を作っているのではないか
と勘繰ってしまうレベルで
エンドレスで呼ばれ続け、正直気が狂いそうです。
就寝後も続く日もあります。

実際かなりメンタルが危うい状態になって
親族に暴言を吐いて関係を壊してしまうなどの弊害も出ています。
本気で自〇や一家〇中が頭を過ってしまうほど、しんどいです。

ショートステイ、デイサービス等の介護保険は、
限界まで活用させていただいているので、
来月からは自費になってもよいので、
ショートステイを増やすことにしました。

特養に入所という選択肢もあるのですが、
母はなるべく自宅で過ごしたいようなので、
その意思は最大限尊重してあげたいです。
父もそれは強く思っています。

--------------------

このメールに対し、
・睡眠薬や安定剤を処方してもらい、夜はスムーズに寝てもらう
・メンタル系の訪問看護の活用
・お泊りのデイサービスを活用

・とにかく自分の体をいたわって、共倒れを防いで

というアドバイスを頂き、大変有難く思っています。
3つ並行して行っていき、少しでも楽をします!


そういえば以前、ある病院へある方のお見舞いに行ったとき、
看護師さんをエンドレスで呼ぶ患者さんを見たことがあります。

「呼び呼び攻撃」は
病気の人にはありがちなことかなと思い、
どなたかの参考になるかもしれないと思って書き留めました。


さらに昨夜、母に午前2時過ぎに呼ばれたときには、
「お母さんをどこかに捨ててきて」
と言われ、ショックを受けました。
自分でもそう思っているのに呼ばざるを得ない実情……。

もはや哲学に走るしかありません。
ヒトはなぜ肉体を持ってしまったの?
なぜヒトは生まれて来なければいけないの?
なぜ安楽●は認められないの?(家族三人で逝きたい……)
…………。


コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« すべての人間のAIを作ったら? | トップ | 山を衝動買い!? »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

パーキンソン症候群/闘病・介護」カテゴリの最新記事