授業を終えると同時に
今日も職場から地元へダッシュ。
母は目の上を内出血していたものの、
昨日と大きく変わった様子はなかった。
4月以降声はほぼ声を出せなくなっていたが、
私にははっきりと反応し、
力を振り絞って少し発声してくれた。
ケアマネさんに
「お話があります」と言われた。
前回の記事で書いた通り、
ケアマネさんに呼ばれるのがメチャクチャ怖い。
話は予想を越える暗いものだった。
胃や腎臓などの働きが弱っていて、
胃瘻からの栄養補給が難しくなっている。
今日から栄養療法を中止するという。
栄養療法を続けると苦しい思いをする可能性があるそうだ。
「再開する可能性は?」と尋ねると首を横に振った。
つまり今後は水分のみで生きていくことになる。
自分の母が危ない……
いつかは経験する日が来るとはわかっていたが20年早い!
こんな一大事なのに普段と同じ生活を強いられる、
電車は動くし太陽も登る。
そんな「当たり前」が非常に腹立たしく思えた…………。
一人っ子だったせいもあるが、
私の中では母の存在は太陽よりはるかに大きいことを実感する。
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