先日、母を病院につれていこうと、
都心近くで車椅子を引いていた。
車から降りた刹那で、
たまたまマスクをしていない瞬間だった。
と、道端の雑草(ヒメツルソバ)が気になり、
写真を撮っていると、
突然若い女性に話しかけられた。
「マスクありますか? 差し上げましょうか」と。
現代の東京で、
通りすがりの人からそんな親切を受けることなんて滅多にない。
何かのセールスで話しかけてきたのかと思ったほどだった。
ポケットからマスクを出し、
あるので大丈夫ですよと返したのであるが……。
とても綺麗で優しそうな女性だった。
車椅子だから声をかけてくれたのかなと思ったが、
もしかしたら、彼女も雑草好きで、
雑草の写真を撮っていることに親しみを感じて
話かけてきたのかもしれぬ。
あるいは大穴で、
「彼女はヒメツルソバの精霊だった」というのもありうるか(笑)。
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