生き物好き気象予報士&理科教員、公認心理師・金子大輔(金兵衛)のブログ~通り雨の旅路~

拙著10冊目出版、ぜひ読んでね!おかげ様で19年続いている老舗ブログです。

奥多摩の怖い話、江戸川区は?

2021-02-10 | 雑記

この前のブログで、
東京奥多摩は、車で2時間走っても
他車とまったく出会わないような秘境✨が広がると書いた。

同時に、「忌み地」「祟り山」がやたらに多いので、
迂闊にうろうろするのは正直怖いという面もある。

青梅線の最果て・奥多摩駅を過ぎて、本格的な秘境に差し掛かると、
自害沢、位牌山、死人窪、バケモノ山、生首、病ケ沢、天蓋山……
気味の悪い地名がついたエリアが増えてくる。
(今ではほとんど地図に載っていません)

比較的訪れる人が多い倉戸山なんかも、祟り山だとも言われる。

住んではならない、作業をしてはならない、
立ち入ってはならない「忌み地」には、
警告をこめて、怖い地名をつけていたのだろう。

 

それが、奥多摩に限らず全国的な動きであるが、
土地が売れなかったり、人が来なくなってしまうなどの理由で、
最近はお洒落な地名に変えてしまったり、
地名そのものをなくしてしまうことが多い。

2014年に大きな土砂災害が起きた
広島市安佐南区八木地区三丁目辺りは、かつて
「八木蛇落地悪谷」と呼ばれていたそうだ。

恐ろし気な地名は、災害が起こりやすいことを警告するため、
先人が名付けたと考えられ、その地名を消してしまったことで、
ヤバい土地だと気づかず、大勢の人が住むことで起こってしまった災害と言えよう。


引っ越しをするときには、
やたらにきれいな地名にも注意が必要だ。
悪いイメージを払拭するために改名された、
「元・怖い名前のついた忌み地」である可能性があるからだ……。


奥多摩に忌み地が多い件だが、
池袋や将門の首塚のような都会の神霊スポットと違って、
壮大な自然のパワーが、身勝手な人間の介入を拒否している、
そのように感じる。
だからこそ、都会の近くにな巨大な「秘境」が形成されたのではなかろうか。


ちなみに、江戸川区民として気になることがある。
学校や大きな公園は、一般人が住みたがらない
いわくつきの土地に建てられることがある。

近所の某・中学校は
大昔のバラバラ殺人事件の現場であるし。

都立篠崎公園も何かいわくがあるらしいが、
正確なところを知らない。
何か知っている方は、ぜひ教えてください!


コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 専門家の意見か世論か? | トップ | ボランティア警察と正義マン »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

雑記」カテゴリの最新記事