珍しいコースの台風7号

先日、台風のコースについてツイートしたら、
7000を超えるリツイートを頂き、今も増加中だ
ありがとうございます

「珍しいコースなので、前代未聞の現象が起こるかも？」
というツイートだったけれど、
「どこが珍しいのか？」という疑問がけっこうあるようだ。

まず、
１．父島より東
関東に近づく台風は、ほぼすべて父島より西を通る。
父島付近or父島より東を通って
関東に上陸する台風は、過去に記憶にない。

２．西進成分を持つ
関東に近づく台風は、ほぼ東進～北東進してくる。
まれに真北に進んでくる台風があるが、
そういった台風はたいてい大荒れになる。
まして、西進なんてのは未知の領域。
※西日本では西進する台風は珍しくありません。

以上の2点で、私は台風7号を警戒してる

西進か東進かで、風の強い領域（進行方向右側・危険半径）
の位置や風向が異なってしまう。

そのために、どのようなかっこうで、
湿った空気・雨雲が関東平野に侵入してくるのか、
大変読みにくいと言えるのだ。

南東の風がメインで入ると、
関東や東北の山沿いで、雨量が極端に多くなる可能性がある。

なお、最近変わったコースを取った台風といえば、
6号もそうだろう。
西進した上、北海道に接近するという……。

また、2010年の台風9号も変わっている。
史上初、福井県へと上陸し、南東進して関東に来ている。
神奈川県の山岳地帯などで、記録的な大雨になった