生き物好き気象予報士&理科教員、公認心理師・金子大輔(金兵衛)のブログ~通り雨の旅路~

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まっくら森へGO!

2010-06-24 | 昆虫・生き物
自分は特に、あの歌を怖いと思ったことはない冷や汗
むしろ、一番好きだった歌のひとつだったぴかぴか(新しい)るんるん

だが、ネットで調べてみると
「あの歌がトラウマになって、『みんなの歌』が苦手になったげっそり
という人すらいるらしい。

その歌とは、
『まっくら森の歌クローバー』(1991年に放送。それ以前も放送されたらしい)
みんなの歌の中では、飛びぬけて
シュール曲なあることはたしかだ。
http://www.youtube.com/watch?v=jkAnpPENjXs


だが、考えようによっては、
『メトロポリタン美術館』も、それなりに怖いのでは。
「大好きな絵の中に閉じ込められた~」
という結末は、はたして悲劇なのか喜劇なのか(笑)。。。
http://www.youtube.com/watch?v=wPdc8v-lzvg&feature=related


さて、話を戻して、
『森』といえば、たくさんの鳥がさえずり、
さまざまな昆虫・動物が愉しく暮らす、
にぎやかで絵本チックな世界がイメージできる。

だが、これは『雑木林』の話。
『原生林』は、ちょっと雰囲気が違うそうであるあせあせ(飛び散る汗)

どんな場所か……「コワイトコロふらふら」というのも
あながち、見当はずれではないようなのだ。
『まっくら森』で歌われている森とは、
おそらく、そんな『原生林』なのではないかと思う。


日本では、広大な原生林は数えるほどしかない。
昼なお真っ暗で、
樹齢何百年とも知れない巨樹が、びっしりと屹立夜……。
鳥の声もあまり聞こえず、虫の姿もほとんどない。

だが……たしかに『我々の知ってる生き物』はいないのだが、
どこからろもなく『我々の知らない生き物』の気配。。。げっそり
ペチャリ、ベチャリ……。

そんな、原生林と、原生林に潜む『粘菌』を扱った怪奇小説として、
宇佐美 まことさんの、『入らずの森本がある。

この『粘菌』とは、
メチャクチャ怪しく、気味が悪くて美しい生物衝撃

アメーバーのように不定形の体を持ち、
無限に大きくなることができる。動物のように動けるし、
おまけに「誕生と死」を定義できない……いわば不死身??

そういえば、『まっくら森』で歌われる、
「まっくら森は動き続ける」
「どこにあるのかみんな知っていて、どこにあるか誰も知らない」
という部分で、描かれているのは原生林の巨大粘菌ではないか、
と考えるのは、飛躍しすぎであろうか(笑)。。。

粘菌だけではなく、
原生林には、人を惑わすナニカがあるに違いないクローバークローバークローバー

この夏――。
どこかの原生林に足を踏み入れてみたいものである足



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