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小泉八雲旧居跡の碑 in 神戸 兵庫中央労働センター on 2014-8-23

2014年08月29日 06時40分52秒 | 神戸情報
兵庫県庁の北側にある県立兵庫中央労働センター玄関前の庭に、小泉八雲(ラフカディオ・ハーン)
(1850~1904)の旧居跡の碑が建てられています。
2014年8月23日撮影の小泉八雲旧居跡の碑の写真を中心に紹介します。

明治27年(1894)神戸に来て、英字新聞「神戸クロニクル」紙の記者となるが、健康を害し年て
すぐ退社した。しかし、彼は1年9ヶ月間神戸で執筆活動をした後東京へ移り住んだ。
この時期の代表作のひとつに「日本人の微笑」がある。
月給は熊本五高で200円であったが、月給100円の神戸での新聞記者生活となったもので
期するものがあった訳ですが、神戸での生活は彼が思い描いたいたものではなかったようです。
また、約2年間に神戸で3回も転居しているようです。
居留地での外国人の行動を批判的に捉えた数少ない外国人でもあります。


上の写真は説明文

兵庫中央労働センターの玄関横の石碑の説明文より引用させてもらいます。

「小泉八雲と神戸
小泉八雲(ラフカディオ・ハーン)は、日本の精神文化や民俗、伝統を心から愛し、その作品を
通じて、日本を広く世界に紹介、明治の文豪として偉大な足跡を残したが、八雲と神戸との出会い
は、後に兵庫県県知事となった服部一三との交友による。
八雲は松江、熊本で教壇に立った後、明治二十七年神戸に移り住み、英字新聞「神戸クロニクル」
の記者として文筆を振るう傍ら文壇生活に入った。明治二十九年に帝国大学講師として東京に転居
するまでの間、中央区内の当敷地内に居宅を構え、「心」、「仏の畑の落穂」などを執筆。
小泉八雲と改名し、日本に帰化したのもこの時期である。
平成六年は、八雲が神戸に住んでから百年目にあたる。これを記念してここに小泉八雲の道徳を
偲び、神戸との関わりをこの碑にとどめる。」



上の写真は小泉八雲旧居跡の碑の遠景(全体の写真)です。


上の写真は小泉八雲の肖像レリーフです。


上の写真は英文の説明文です。


上の写真は兵庫中央労働センターの中のひょうご労働図書館内に「小泉八雲コーナー」を
設けていることをPRしている看板。

松江市の小泉八雲旧居(ヘルン旧居)=小泉八雲記念館に2012年8月10日訪問

神戸文学館では土曜サロン「ラフカディオ・ハーン来神120年 ハーンと神戸」
が下記要項で開催されます


◆日時
2014年9月13日(土) 14:00-15:30
◆会場
神戸文学館 視聴覚室(島根県松江市西津田6-5-44)
◆講師
玉木雄三(元堺女子短期大学教授) 
◆ゲスト
青山恵子(メゾソプラノ歌手)
◆定員
50名(先着順)
◆料金
無料(テキスト代:年間1,000円)
◆申込・問い合わせ先
神戸文学館
電話、FAX :078-882-2028
〒657‐0838 神戸市灘区王子町3丁目1-2
kobebungakukan@river.ocn.ne.jp
◆詳しい情報
http://www.kobebungakukan.jp/




上の写真は兵庫県立図書館の掲示 小泉八雲没後110年企画展ハーンと家族 松江市の小泉八雲記念館 


八雲会のFace Bookには小泉八雲関連のイベント情報が満載です。

小泉八雲の墓は東京・雑司ヶ谷の墓苑にあります。


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