2022年2月19日、神戸市営地下鉄妙法寺駅近く尾原病院の対面のコンビニ「ローソン」
の近くの日時計の写真を撮りましたので紹介します。所在地:神戸市須磨区。
上の4枚の写真は妙法寺駅近くの日時計。小規模な日時計です。
何時、建設されたのか等、詳細は未調査で不明。
この場所は車で何回も通過しているが最近まで気が付かず見逃していました。
日時計についてWikipediaより引用
概要
日時計(ひどけい、英: sundial)は、太陽の日周運動を利用して、太陽の時角の推移から
時刻を定める装置。影を利用して視太陽時を計測する装置。日晷儀(にっきぎ)、
晷針(きしん)ともいう。晷(き)は日影(ひかげ)の意味を持つ。
日時計の歴史:
紀元前3000年、古代エジプトで使われていたが、起源はさらにその前の古代バビロニアにさかのぼると考えられる。 古代ギリシア及び古代ローマで改良され完全なものができた。これはアラビアに伝えられた(アラビアの天文学ではこれをノーモン(gnomon) という)。
日本では735年に吉備真備が唐から日時計を持ち帰ったとする記録がある[3]。
中世に機械時計が発明されても、日時計は使われ続けた。機械式の時計は最初は誤差が大きかったので、正午などに機械式時計の時刻を補正するために必要だったのである。日時計の使用頻度が減ったのは、あくまで機械式時計の精度が十分に上がり、かつ、それが十分に安価になり普及してからのことである。
現代では庭園や建造物の装飾として設置されることが多い。
日時計の種類(文字盤の角度や全体形状による分類):
・水平式日時計
・垂直式日時計
・コマ型日時計
・赤道式日時計
・柱型日時計
・携帯日時計
・反射式日時計
・正午計
日本の主な日時計
・宮沢賢治記念館ポランの広場南斜・日時計花壇(岩手県花巻市)
・鹽竈神社日時計(宮城県塩竈市)
・日時計公園(茨城県つくば市)
・小原型精密日時計(群馬県高崎市)
・目久尻川の日時計(神奈川県綾瀬市)
・第一運動公園日時計広場(神奈川県逗子市)
・日本まん真ん中センター(岐阜県郡上市)建物そのものが日時計となっている
・近江神宮、(滋賀県大津市) 時計館宝物館の野外に展示されている
上の2枚の写真は近江神宮内の古代火時計の展示と説明パネル 撮影:2020-3-3
上の2枚の写真は近江神宮の「時の記念日」に関する展示 撮影:2020-3-3
近江神宮には時計館宝物館(背後に写っている)があります。
上の写真も近江神宮の漏刻関連の展示 撮影:2020-3-3
・瀧安寺燕尾式日時計(大阪府箕面市)
・日時計と青葉の笛公園(兵庫県神戸市)
上の写真は須磨浦山上公園の青葉の笛広場の日時計(撮影:2012-10-7)
2012年の7月29日にオープンしました。
日時計は須磨浦山上遊園の観光リフトはりま駅の北方にある遊戯施設跡を
「日時計と青葉の笛広場」としてリニューアルされたものです。
青葉の笛をモデルにした針の部分上部に取り付けられた
太陽電池により、平敦盛ゆかりの青葉の笛、さらに源平合戦に関連の
つわものへの鎮魂歌の音楽が流れる仕組みとなっています。
上の写真は日時計のしくみについて現地の説明板
影を作る針の角度をその土地の北緯(緯度)に一致させることで正確度が
増すようですね。ここの日時計では34.6度。
詳細は日時計と青葉の笛広場 in 須磨浦山上遊園 on 2012-10-7
・日本のへそ日時計の丘公園(兵庫県西脇市)
・生石花の日時計(兵庫県洲本市)
大規模な神戸市内の日時計は下記ブログで纏めています。
神戸の三大日時計 - CHIKU-CHANの神戸・岩国情報(散策とグルメ) (goo.ne.jp)
その他に私が観た京都市の日時計についても写真紹介し、筆を置きます。
上の写真が「日時計の碑」です。撮影:2017年4月13日
三条通りに面して天智天皇山科陵前に建立されたものです。
日時計の碑は高さ170cm、幅95cmで天智天皇の時代に日本で最初に漏刻(水時計)を
建設したことに因んで建てられた。
正面に「天恩無窮」の文字と「日時計」の文字が刻まれています。
天恩無窮の意味は「天皇の御恩は極まりない」です。
裏面は「昭和13年(1938)6月建立 京都時計商組合創立20周年記念」と刻まれています。
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