12日(土)、辺野古から帰る途中、国道329号線の潟原付近で大勢の人たちが路肩に車を止め、海を見ている。何事かと行くと15艇もの米軍水陸両用車両が立ち往生しているのだ。兵士たちは車両の上に出て所在無げにしている。ここは潟原の海岸から国道を渡り、キャンプハンセンに向かう場所だが、何かトラブルが発生したようだ。
ここでは3年ほど前にも、水陸両用車両が国道を渡る際に、米兵数兵が歩道にうつ伏せになりながら国道に銃を向けて大騒ぎになったことがある。沖縄東海岸の幹線道路、県民や観光客のすぐ横でこんな戦争の訓練が行われているのだ。
整備不良なのか、何台かの車両は黒い排気ガスを出し、鼻をつく匂いが一面に立ち込めていた。