2月14日(火)の海上抗議行動は、カヌー12艇、抗議船3隻。私は、 Sさんと「ブルーの船」を担当した。週末からの強い寒波も去り、今日は穏やかな日差しが心地よい。
大型ボーリング船「ポセイドン」がゆっくりと湾内を移動している。昨日の沖縄タイムスは、辺野古の埋立に際して海底地盤の地盤改良が必要になったと報じた。日本でも最大級と言われる大型ボーリング船を導入したのは、やはり、従来のボーリング調査でとんでもない地盤の問題点が明らかになったためだったのだ。コンクリートブロックを積んだ台船は、今のところ動きはない。
しばらくすると、シュワブの浜近くに停泊している大型クレーン船が作業を始めたので、弾薬庫下に行き、アンカーをうってその様子を監視する。台船に積んだコンクリートブロックをクレーン船に積み替えているようだ。
その後、航路入口から長島の間を抜け、辺野古崎の方に向かって皆と合流した。
午後、平島での昼食休憩を終えたカヌー隊が出てきた。「ブルーの船」もカヌー隊の後を追って大浦湾に向かう。
大浦湾では、航路入口辺りで作業船がフロートの補強を始めたので、カヌーと船で抗議・阻止行動を行う。海保のボートが慌てて駆けつけてくる。
シュワブの浜近くにいた大型クレーン船が沖合に向かい始めた。タグボートや作業船も伴走している。そして、カヌチャベイリゾートの向かい辺りでコンクリートブロックの投下が始まった。
コンクリートブロックはクレーン船から無造作に投下されており、ダイバーの姿はない。
先日のブログにも書いたが、防衛局は、今回のコンクリートブロック投下に際して、ダイバーを入れると約束してきたはずである。以下は、第6回環境等監視委員会(2016.12.28)の議事録である。
「委員:アンカーブロックの設置は慎重に行っていただきたい。潜水士等が見ながら慎重に行う方法をとるのか?
事務局:アンカーブロックは、潜水士により状況を確認しながら設置する予定である」
こうした約束にもかかわらず、今回のコンクリートブロック投下にあたってはダイバーを使っておらず、海底のサンゴ類が破壊された可能性がある。
午後4時前に海上行動を終え、辺野古漁港に戻った。