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歩く・見る・食べる・そして少し考える・・・

近所を歩く、遠くの町を歩く、見たこと食べたこと、感じたことを思いつくままに・・・。おじさんのひとりごと

車中泊!空想妄想から脱出してリアルへジャンプ!

2021年02月11日 | 旅の話し

更新するのが、億劫と云うか、面倒と云うか、世間の動きに関心が無くなったと云うか、やはり70歳を過ぎて、心身ともに老化現象が、それなりに進行した?

二階さんとか、菅さんとか、森さんとか、世間的に地位と責任のある、老人に対しての批判や非難で、世間が騒がしいきょうこの頃。

誤解を恐れず、敢えて云えば、彼らには責任は無いのです。

高齢の男性が、世間でそれなりに幅を利かせているのは、高齢で無い、男性と女性が、黙って彼らに従っているからです。

若年層ほど自民党の支持率が高い現実があり、若年層の保守化と云うか、現状維持と云うか、現状肯定と云うか、無関心と云うか、無気力と云うか、時代の流れと云うか。

日本は、成長発展期から、停滞期へ、そして後退期を迎え、今回のコロナ禍で、後退期から崩壊期へと加速して、そして、そして、いつの日にか、新しい時代の幕開けを向かえる・・・、の、かも? 

それにしても、車中泊の件ですが、このところ、YouTubeで「軽トラ車中泊の旅」で、「埼玉の仙人」と云うYouTuberのチャンネルを数日間見ていました。

「13日間車中泊10万円で本州最西端へ往復ふぐ旅」と云う動画は、何と14時間の長編で、3日間ほどかけて見てしまったのです。まあ、それなりに面白かったのです。

12泊のほとんどが、スーパー銭湯的な入浴施設とか、旅館とかの駐車場での宿泊。料金が入浴料金を含んで千円~千五百円前後なのです。道の駅には入浴施設が少ないでの宿泊は2~3泊?

車中泊は、自由気ままに何処へでもとは、なかなか難しそうです。何処にでも、勝手に車中泊はできないのです。

全部を見終わって、これは~、やっぱり~、若いもんじゃなきゃ~、と思ったりしたのでした。

以前に、NHKで見た高速のサービスエリアで、車を住まいとして生活をする人々を取材した、報道番組が頭を過ったのです。

高齢者の車中泊旅は、自由気ままな旅と云うよりも、どこか寂しい「車上生活者」になってしまうのでは、と思えたのです。

まあ、それなりの「キャンピングカー」であれば、それなりに楽しく気楽な車中泊の旅となるのですが、それにしても、71歳のこの歳で、身体が車中泊に耐えられるのか、不安にもなるのでした。

新車のキャンピングカーへの投資は、車中泊可能年齢を考えると、宿泊はホテルでの方が、少ない投資で楽しく自由は叶えられそう、と思ったり。

でも、中古のキャンピングカーなら、それなりの投資対効果は得られそうですが、やっぱり、それなりの体力に不安が過るのです。

それと、これが一番の問題なのかも知れませんが、いろいろな不安や、疑問を振り払うだけの、旅への動機が、興味が、探究心が、スケベ根性?が、低下しているのに気付いたのです。

YouTuberのチャンネルを覗きすぎて、それなりに行った気になってしまった事も、原因の一つかも知れません。

私のブログのタイトルは「歩く、見る、食べる、そして、少し考える」なのです、がァ、ここ数年はタイトルとは、かなり遠ざかっていました。

2006年の9月から始めて、今年で15年目に突入、56歳で始め、いまや71歳。ホント、自分が71歳なんて信じられません。

加齢に加えて、コロナ禍での巣ごもり生活が、かなり影響しているのかも知れません。

このままでは、コロナ感染症に罹る前に、コロナ感染対策自粛症に罹り、心身ともに老化が進行してしまいます。

ここは、一番、頑張って、何処に行きたいのか、具体的場所を選定して、コースを考え、宿泊場所を考える。

そして、車中泊に必要な装備、充電式ランタンとか、カセットコンロとか、窓の遮蔽とか、いろいろな道具を、ネットで見るのでは無く、扱っている店に行って、この目で、この手で確かめたいと思います。

空想から脱出して、リアルな世界で車中泊を考えたいと、幸いにも、近所には、キャンプ用品を扱う店も、キャンピンガーを扱う店も、数カ所あります。

健康寿命はあと数年、兎に角、新しい世界へジャンプ!

何となく、やる気になってきた。

それでは、また。

それと、森さんは、もう、詰んだみたいです。後任は、ご近所の筑波大教授の山口香さんを推薦します。

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日産キューブで!フルフラットで!筑波山朝日峠で車中泊の予行演習で車中ランチ

2021年01月27日 | 旅の話し

Amazonで買った寝袋が、予定の28日より早く24日に届きました。

冬には寒い3シーズン用で、それでも、部屋の中で広げて早速潜り込んでみました。寝袋は初体験で、腕まわりにそれなりに窮屈感があります。体感的には、暖かくも無いが、それほど寒くも無いと云った感じ。

寝袋も確保したので、それなりに最低限の装備は整い、先ずは、何処かで車中泊の予行演習と考えたのです。

一番近いところでは、牛久沼辺の公園駐車場を考えたのですが、あまりに近く、あまりにリゾート感に乏しいので却下。

牛久沼と云えば、水戸街道沿いに「道の駅」が計画され、去年から工事が着工される予定でしたが、着工前の調査で、以前あった商業施設の、予想より多い基礎杭の撤去問題とか、地盤が予想より軟弱で、基礎工事の工法変更問題とかで止まっているのです。どちらも、技術的問題では無く、財政的な問題。

「道の駅」は車中泊にとって、とても、とても、大事な施設なのです。龍ケ崎市長の中山一生さん、道の駅竣工を影なが応援しています。

実は、中山一生さんとは市長に当選する前、彼の事務所の前で立ち話をした事があるのです。そんな事で、なんか、それなりに、それなりなのです。

話を戻します。

それで、車中泊予行演習の場所ですが、そこそこの距離で、そこそこのリゾート感で、筑波山にある朝日峠の駐車場に決定。これまでにも、何回か行っているのですが、ここ数年は訪れていません。

と云う事で、家から1時間弱で、11時40分に駐車場に到着。この日は25日で月曜日。たぶん、空いていると予想。

着いたときはこんな感じで、まあ、まあ、予想の範囲。赤いのが私の車。先ずはトイレに行って用足し。

この日は晴れでしたが、展望はあまりよくありません。天気予報では3月並の気温との事。

一応、寝袋を広げて見ました。なんとなく、気分は車中泊。

車内で炊飯?と云ってもお湯を沸かすだけ、家の薬缶とカセットコンロを持って行きました。車内で火を使うのには少々抵抗があり、お湯をポットに入れて持って行き、火を使う時間を短縮。

きょうのランチは「キーマカレーメシ」。お湯を注いで5分、かき混ぜて、粘りが出たら完成。280円だったか?それなりのボリューム感で、それなりに辛く、汗をかきかき完食。

先割れスプーンは双子チャンに用意したものです。もう大きくなったので使いませんので、私が時々、カップラーメンを食べるときに使用しています。

食べ終わって、あたりを見回すと、遠くには軽トラのキャンピングカー。

後ろには、中型?キャンピングカー。

左側には3台離れて、内装を車中泊に用に改造?したと覚しき軽ワンボックス。

こう推測したのは、停車後、降りてきた60代後半と覚しき男性が、後部座席に移動し、窓に遮蔽装置?を巡らしたからです。

この駐車場は、ざっと見で三十数台の駐車能力。そこに3台の車中泊仕様の車。世の中、それなりに車中泊ブーム? コロナ禍でよりブームは加速?

食べ終わった頃には、駐車場は8割程度の入り。月曜日で空いていると思ったのですが、月曜日はサービス業の休日? 

私の車は窓の遮蔽装備はしていませんので、それなりに周囲の視線が気になります。それでも、食後、脚を伸ばしての休息は楽ちん。

食後は血糖値の上昇を抑えるため散歩です。

駐車場の下に広がる遊歩道を二十数分歩きました。「小野生活環境保全林」です。なんか、とても、お堅い感じ。

行きはずっとずっと下りで楽ちんでしたが、当然、帰りは登りになります。それなりに汗をかきました。

赤い線が歩いたコースです。行きがアスファルト舗装で、帰りの登りはウッドチップ?♪行きはよいよい帰りは怖いです。

自販機でお茶を買い、車内で脚を伸ばして暫しの休息。暑いので寝袋は使いませんでしたが、フラットシートはホントに快適。車中泊OKかも。

30分ほど休んで筑波山を後にしました。途中、スーパーで食料品を買い求め、そして、そして、隣の百均で、窓遮蔽用に使うアルミシートを購入。車中泊に向けての準備計画は、着々と進行中。

本日は、これでお終い。

 

それでは、また。

 

 

 

 

 

 

 

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日産キューブで!フルフラットで!車中泊で!旅などしたいと思うきょうこの頃

2021年01月22日 | 旅の話し

最近はYouTubeで車中泊の旅とか、キャンピングカーとかのチャンネルを、いろいろと覗いては楽しんでいます。

軽トラックを自分で改造して旅する、「埼玉仙人」のチャンネルは、車中泊で検索してトップに出てきたのでした。登録数やアクセス数がたぶんトップなのでしょう。

このYouTuberのお兄さん、見た目も、しゃべり方も、しゃべりの内容も、癖が無く、自然で、見ていて飽きず、疲れず、ずっと眺めてしまうのでした。

これまで彼の、東北の旅とか、四国一周とか、千葉とか、そして、我が茨城の旅とかいろいろ眺めたりしています。

車中泊を見ていると、それなりにキャンピングカーも気になるようになりました。

キャンピングカーも、軽トラの荷台に「木造の箱」を載せる手造り簡易タイプから、キャンピングカーメーカーの大型バスをベースにした本格派まで、ホントにピンキリ。

軽トラック・ワンボックス、小型トラック・ワンボックス、中型トラック・ワンボックス、大型バスベースと、ホントにピンキリで、多種多様。

或チャンネルでハイエースベースを見たのですが、車中泊4人、ベットも広く、キッチン、電子レンジ、蓄電池、発電用ソーラーパネル、冷凍冷蔵庫、簡易トイレ、テレビ、車載用とは別にエアコン等々、いろいろ装備されて、900万円で、それなりのお値段。

でも、しかし、別のチャンネルで大型バスベース(オーストラリアのメーカー?)のを見たら、内部はもう、高級ホテルのスィートルームか、高級マンションのようでした。それが、何と、何と、3000万円。

ハイエースの900万円を見た後でしたから、何故か、断然安い!と思ったのです。いゃ。900万円のハイエースの方が高すぎる?

まあ、900万でも3000万でも、私には手が届くわけがないので、関係無いのですが、それでも、兎に角、あちらこちらのチャンネルを覗き楽しんでいる今日この頃。

それで、ここからが、本題なのです!

ジャーン!この私も、車中泊に挑戦しようと、愛車の改造?に手を付け始めたのです。

先ずは、寝床の確保! 助手席側の背もたれを倒し、後部座席の背もたれも倒し、ほぼ170㎝を確保。凹凸は我が家の押し入れで寝ていた、座布団6枚を引き詰め、カバーを巻き付けて、簡易ベット完成! 改造費用ゼロ円。

私の車は日産キューブで、以前、試しに、(そのときは特に車中泊の事は考えていた訳ではあませんでした)、助手席を最前部に移動させ、後部座席を最後部に移動させても、前部の背もたれと後部の座面が、2~3㎝ほど重なり、平らにならなかったのです。

でも、しかし、キューブで車中泊の或チャンネルを見ていたら、何と、何と、力ずくで押し込みフラットにしていたのです。目から鱗が2~3枚ほど落ちました。

考えてみたら、クッション性の材質ですから、それなりと云うか、かなりと云うか、兎に角、力を加えれば、それなりに変形するのです。でも、弾性変形ですから、それなりに元の形状に戻ります。

試しに寝てみたところ、凹凸も感じられず、クッション性もOKで快適な寝心地でした。後部座席に座り、テーブルに手を置き車内を眺め、今までに無い景色、その広々感、かなり満足。

そのとき、近所の年配女性2名が通りかかり、車内の私に気付いたのですが、見てはいけないものを見たように、気付かなかったそぶりで通り過ぎて行きました。

そして、食事用のテーブル。これは近所のホームセンターで1680円で購入。これだけでも、それなりに車中泊仕様に見えてきます。それに寝袋をAmazonで購入して28日に到着予定。こちらは3680円。1680+3680で、これまでの改造費用は5360円。

でも、しかし、今は、未だ、眺めて楽しんでいる段階。車中泊での旅は、未だ未だ先の話。コロナの収束状況とか、気候とか、わたしの気分とか、いろいろな条件が合致したらのお話。

でも、しかし、私のことですから、ある日突然!思い立ち!決行するかも知れません。一応、最低限の装備は整っていますから。

最低限と云えば、そうでした、窓の目隠しは最低限必要でした。いろいろなチャンネルを見ていると、皆さん百均で購入したアルミ製の断熱シートを貼り付けていました。私もその方法を採用したいと思います。こちらは数枚使用で費用は千円以下。

これまでの改造は一万円以下。

それ以外に、照明用のランタンとか、電子レンジとか、IHクッキングヒーターとか、保冷保温庫とか、そのためのバッテリーとか、太陽光パネルとか、いろいろと欲しくなるのでしょう。

そして、行き着くところは中古のキャンピングカー。近所には2~3カ所の販売店があります。

まあ、兎に角、最低限の装備で、一度車中泊に挑戦して、その結果次第です。

車中泊の旅、それなりに、夢がありそうです。

それでは、また。

 

 

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沖縄へ行って来ました!ジンベイザメはビート板です!

2013年08月12日 | 旅の話し
沖縄へ行って来たのです。

でも、しかし、私ではなく、孫達です。

昨日は猛暑の中、お土産と写真を持って遊びに来てくれました。

7月31日から8月4日まで、4泊5日でタップリ沖縄を楽しんだそうです。



お姉ちゃんはパパと“ジンベイザメツアー”です。

かなり緊張したそうです。


でも、足の爪には可愛いネールアート。


パパと一緒。


いよいよ、ジンベイザメとご対面。


デカイ!


大きな口、パックリと開くと人間もひと飲み!でも、しかし、ジンベイザメは人間を襲う事はありません。


しかし、ホントにデカイ!


でも、目が可愛い!


周りを泳ぐ魚、とっても奇麗!


お姉ちゃんは、ジンベイザメに素手で触れたそうです。感想を聞いたら、

『プールで泳ぎの練習に使う“ビート板”みたいだった。2年前に触ったイルカはナスのようなツルツルと云うか、ヌルヌルと云うか・・・』

なかなか的確な表現です。

ジンベイザメやイルカと一緒に泳ぎ、肌に触れた君の貴重な体験は、きっと、きっと、君を優しく、美しく、素敵な女性にしてくれると・・・、じーじはそう思うのです。


下の子は、美味しい御馳走を、いっぱい、いっぱい食べて、


元気に!走り回っていたそうです。


沖縄は南国で、観光の島だったことを、改めて知りました。

引き出しの隅から、こんなものを引っ張り出して、


年号を見たら、昭和46年の2月です。1971年ですから今から42年前です。私が二十歳のころです。友達とふたり船で52時間掛けて渡航したのです。


当時も、それなりに観光の島だったのですが、1971年12月20日のコザ暴動、1972年6月に沖縄返還協定の調印。翌年の1972年5月15日の本土復帰と、そんな政治の季節の真っ直中でした。

兎に角、孫達は、楽しい、楽しい、沖縄旅行だったのです。

それでは、また。




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湯西川温泉 ⑪ 朝食のサラダに平家の残像を見る

2013年06月27日 | 旅の話し
一昨日の続きです。

そして、湯西川温泉シリーズの最終回です。

早朝の散歩から宿に戻って来ました、

キャッチコピーが“白雲の宿”です。白雲で連想するのは、高い山、高地、高原となるのです。ココは標高750㍍で、まぁ、それなりに高地?


それで、気になったのが下に書かれている宿の住所です。“栃木県塩谷郡栗山村大字湯西川七百拾五番地”とあります。でも、しかし、ここは、もう日光市なのです。

2007年の3月20日に、今市市と、日光市と、足尾町と、藤原町と、“栗山村”が合併し、まあ、世界的にも著名な日光市と云う事になったのです。

栗山村は県内最後の村だったそうで、2007年の3月20日をもって、栃木県から村が消滅したのでした。と、云う事で、この看板の住所はそれなりの記念碑なのかも?

部屋に戻り、朝飯前にひとっ風呂浴びます。露天風呂は今回も貸し切り状態。


六人での朝食。給仕をするのは、あの、“新宿三丁目筋的”な仲居さんです。私の耳元で“オハヨウ御座います”と囁いて行きました。


温泉旅館の朝食です。この料理、この器、これを見ただけで、宿泊料金が判るヒトには判るのです。キャベツとコーンとトマトとロースハムのサラダが、とても素人っぽく、田舎くさく、何か、とても、寂しい気分に・・・、都落ちした平家の残像?を見たような?

まあ、兎に角、それなりに美味しかったです。量もそれなりにOKでした。

それと、この“お赤飯”です、母の誕生日を祝ってくれたのです。母は夕食のデザートに続いて、またも感激! 赤飯の炊き具合、とてもOKで美味しかったです。

宿のいろいろな?思いを感じる、折り鶴の箸置き、とても素敵です。

新緑を眺めながらの朝食は最高でした。


朝食が終わったら直ぐにウォーキングの開始です。食開始後30分ほどすると血糖値が上昇し始めます。血糖値が上昇する前に歩いてエネルギー消費です。

メインストリートを北上し“平家の里”でUターン。この手の観光施設、それなりに判るのですが、単なる観光目当てだけの施設は、とても、とても、魂胆が見え見えで、寂しい気分になるのです。

“冠木門”の前に立ち、ひとり、静かに、見つめ、いろいろと思いを馳せたのです。

平家の里から南下して、湯西川小中学校の先まで行くと、看板に“このあたりは熊の生息地で、熊が出没します。熊に出会ったら走って逃げてはいけません。走って逃げると熊は追いかけて来ます。熊を見つめながら、ゆっくりと、その場を離れて下さい”とありました。

ホントに出会ったら、フツウの人は、そんな余裕は無く、熊に背を向け、一目散に駆け出したくなります。

私も、フツウの人なので、熊に出会う前にここらでUターンです。歩きながら手を叩いて熊に警告を発しつつ宿に戻りました。

そして、10時過ぎに宿を出発しました。“冬期間閉鎖のルート”を通って大笹牧場を目指したのです。


大笹牧場の周囲は視界が20㍍ほどで、な~~んにも見えませんでした。ココは霧降高原で、その名のとおり濃霧でした。牛乳、ソフトクリームを食べ、母は牧場のおみやげコーナーで何故か“漬け物”を買い求めていました。

天候も良くないので、今市ICへ向かい、帰路に着く事にしました。ここで姪夫婦とはお別れです。

と、云う事で、母の91歳誕生日記念の旅行は無事に終わったのでした。

今回が“最後の温泉旅行”と云っていた母は、最近、“もう一度温泉に行きたい”と云っています。

これで、湯西川温泉シリーズを終わります。


それでは、また、来週。


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湯西川温泉 ⑩ 湯殿神社の平家大祭は観光行事?

2013年06月25日 | 旅の話し
先週からの続きです。

湯西川温泉シリーズの10回目です。後1回でお終いの予定。

と、云う事で、そろそろ朝の散歩は終了、宿に引き返します。

引き返す途中、やっぱり、ここは湯西川温泉です、平家落人村です、この湯殿山神社は、一応チェックです。


湯殿ですから、お風呂で、温泉の神様と云う事ですかね?湯西川で温泉が発見されたのは天正年間(1573~1592)頃だそうです。

平家が源氏との戦に敗れ、山里に隠れ住んだのは、平安時代末期ですから1180年代以降ですから、温泉が発見されたのは、山奥に隠れ住んで400年もの時が過ぎてからの事です。神社に関する記録は、享保十一年(1726年)以後のものしか存在していないそうです。

例大祭は8月18日(以前は旧暦の7月20日であった)に行われ、通称二十日祭りと云うそうです。と、云う事は、この横断幕の“平家大祭”と云う行事、いろいろ調べたのですが、特に謂われは無さそうな?

ポスターには源氏と平家の最終戦、壇ノ浦の合戦から828年とあり、祭りは毎年6月4・5日の開催されているようです。6月4・5日の開催は壇ノ浦の合戦の日?
 

調べて見たら、壇ノ浦の戦いは確かに今から828年前の1185年で旧暦“3月24日”で、新暦では4月25日、6月4・5日とは関係ないのです。6月4・5日はどこから来ているの?

何か、“平家大祭”は、どうも、“神事”ではなく、単なる“観光行事”の匂いが漂います。まあ、それなりに謂われはあるのでしょう。

まあ、兎に角、湯殿山神社にお詣りします。


思っていたよりも、とても、こぢんまりです。参道には石畳なく、灯籠もなく、狛犬もなく、本殿は小さな祠です。


祠の前に、先が鋭くとがった丸太の杭? 神社でこのようなものを見るのは始めてです。大祭まで一週間(訪れたのは5月30日)です。何か、武器を象徴しているようにも見えます。


周囲は、まさに、鬱蒼とした山林。矢尽き刀折れ、槍を支えに足を引きずる落ち武者の亡霊が、奥の方から数人現れても、とても納得の風景です。


何となく、怪しい気配を感じながら御参りを済ませ、後ろを振り向かず湯殿神社を後にしました。


旅館に帰り朝食です。


それでは、また。



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湯西川温泉 ⑨ 750mは標高か?海抜か?

2013年06月21日 | 旅の話し
一昨日の続きで“湯西川温泉シリーズ”です。

昨晩は何時に寝たのか覚えていないのです。最近はいつでもそうなのです。

寝るときには、それなりに時間を確認しているのですが、翌朝起きて“あれ?昨日は何時に寝たっけ?”と考える日々なのです。

いつもは寝床が変わるとなかなか寝付けないのですが、今回はそのような記憶も無い事から、たぶん?すんなり眠りに入ったものと思います。

夕食のビールと、“ユニークな仲居さん”の心づくしの“濃いめの焼酎”が効いたのだ、と思います。二人で入った貸し切り露天風呂の記憶もハッキリ覚えていないのです。

それで、5時半過ぎに眼を覚まし、二人で一緒に朝の散歩となりました。先ずは、中心街に向かって北上して、平家落人風の風景を眺め、


南下して旅館の前に戻り、“日光市湯西川支所”前の広場を覗きます。ここは、それなりに整備されています。


何か、変な、楽器と云うか、


ガラクタ?ぽっい物が置かれていました。スリッパではなく“ピーサン”が引っ掛かっています。これで竹の口を“ひっぱ叩く”ようです。


こちらの花壇はそれなりに奇麗な花が咲いています。


メインストリートを南下します。山間の寂れた集落風景。


オッと!出ました!私好みの廃屋、平家落人村の匂いが漂います。夜間は“ライトアップ”したら楽しめそうです。こんなもの眺めて喜ぶ奴は居ないか・・・・・・。


素敵な、素敵な、滝のように咲き滴る藤の花。眼が醒めます!


新緑と渓流、こちらも眼が醒めます!


学校のようです。未だ新しいです。色使いと云い、デザインと云い、ダムに沈んだ住民の為の住宅とそっくりな印象。でも、とても素敵です。


これって、いわゆる“電源三法交付金”と云う電力開発とか、水資源開発とか、そういう事に協力した自治体に対して支払われるお金が財源?

でも、兎に角、カワイイ子供達が、遊んだり、勉強したり、そういう施設にお金を使うのは良い事です。朝が早かったので、元気に遊ぶ子供達の姿は、残念ながら見られませんでした。

小学校と中学校が併設されています。


学校の前の通りでは、ポリ袋を下げ、ゴミ取りハサミ?を持った集団を発見。さすが観光地です。観光客の為に毎朝?と思い、連れが“毎朝お掃除されているのですか?”と声を掛けると“いいえ。たまにです”との、期待とは裏腹な返事。


後で、たまたま、しらべて調べてみたら、この日は“5月30日”で全国的に“ゴミゼロの日”でした。もしかして、ゴミを拾っていた本人も知らなかった?

兎に角、ここは、標高750㍍?、それとも海抜750㍍?


兎に角、我々は、だいたい高さ750㍍の地に居るのです。

そろそろ、この辺で朝の散歩はお終いにして、宿に戻り朝食です。


それでは、また来週。




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湯西川温泉 ⑧ もしかして?新宿三丁目筋?

2013年06月19日 | 旅の話し
一昨日の続きです。

いよいよ夕食の時間です。

夕食は少し心配していたのです。それはと云えば、今回、我々は6人のグループで、夕食は囲炉裏を囲んで食べる方式。

この囲炉裏囲み方式、旅館のページを見ると、2~4人で囲炉裏を囲んだ写真が載っているのです。どう見ても、6人全員で囲める大きさの囲炉裏がなさそうなのです。

4人組と2組に分かれて、分断された夕食では、いろいろと不都合で、気まずい空気が流れてはと、それなりの心配をしていたら、取り越し苦労で、6人組でもOKな囲炉裏があったのです。


それと、写真では大広間の、あちら、こちらに囲炉裏が切ってあり、他のグループとの仕切りが無く、これでは他人の眼が気になり落ち着かない、と思っていたら、仕切りがされ、それなりに個室になっていて、ヨカッタ!ヨカッタ!なのでした。

囲炉裏料理は、イワナ、湯葉、牛肉、鶏肉、御飯を練って丸めたもの、それに、“一升べら”

“一升ベラ”とは、竹のへらに、ウズラを骨ごとミンチにして、味噌を混ぜて竹のへらに塗りたくったシロモノです。これを肴に一升酒が飲めるとか、一升飯が食えるとか、そんな処から来たとの事・・・仲居さんの説明より。

一升べら、軟骨コリコリで、一升酒も、一升飯も頂きませんでしたが、それなりに山里料理風で、それなりに平家落人料理風?で、それなりに美味しかったです。

それと、こんな、いわゆる“温泉旅館料理”


陶板焼きのお肉は美味しかったです。


山菜はもの足りません。しつこい動物性のタンパク質が大好きです。


食事中、ビールの中瓶1本、ウーロンハイを3杯飲んだのです。2杯目のウーロハイを持って来た時に、担当の仲居さんが“一杯目のは薄かったでしょ、これは私が濃いめに作りましたから”と、耳元で囁き手渡してくれました。

確かに、濃いめで、とてもヨカッタのです。連れ合いと姉は、どうも、あの仲居さん、しゃべり方が、声が、体つきが、話題のもって行き方が、化粧が、どうも、“アレっぽい!”と話していたそうです。

云われてみれば、確かに、眼の化粧が、かなり、かなり濃く、新宿3丁目の匂いが感じられたりするのでした。でも、とても、とても、楽しい方で、ヨカッタ!です。濃いめのウーロンハイもヨカッタ!です。

それで、この囲炉裏での夕食、始めてなのでそれなりに趣があり、楽しめたのですが、どうも、横向き傾向になり食べ難いのです。


囲炉裏を囲んでいるのですが、顔は横向きになりがちなのです。


いろいろな都合で一週間遅れになりましたが、この旅行は母の91歳の誕生記念のイベントだったのです。

孫からは扇のプレゼントがあり、お祖母ちゃん感激!


旅館からも、女将のあいさつがあり、特別にデザートのプレゼント!


食事を終えて、部屋に戻り、


一休みして、貸し切り露天風呂に二人で入り、床についたのでした。

今日は、ここまで、


それでは、また。


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湯西川温泉 ⑦ 温泉旅館は“じぇ、じぇ、じぇ”の喫煙体質?

2013年06月17日 | 旅の話し
一昨日の続きです。

旅館街を探索して宿に戻って来ると、玄関前に観光バスが1台停まっていたのです。


じぇ、じぇ、じぇ~です。まさしく団体客、

※“じぇ、じぇ、じぇ~”で、NHKの朝ドラですが、面白いと云えば、面白いのです。コント的な面白さで、コントを繋いだ15分ドラマです。

従来の朝ドラの面白さではありません。これって、コレまでの客層を無視して、新しいと云うか、若い層を狙ったドラマ作り?なのです。

前回の大阪制作の訳の分からない、どつきあい、怒鳴りあい、喚きあいドラマも、従来の朝ドラの枠を破ることを狙ったドラマだったと・・・、最初の2~3話しか見てないけど・・・でした。

最近のNHKは時々と云うか、頻繁にと云うか、あれ?これって?民放?何て思ったりする場面に出会います。何か、壁と云うか、枠と云うか、破りたいようです。

91歳の母は“あまちゃん”には興味が無いようで、BSで7時15分からの“純情きらり”を見終わると、その後の“あまちゃん”は、オープニングのテーマ曲と、映像だけを見て、席を立つのです。風景映像とテーマ曲は気に入っているようです。

あまちゃんの話しが長くなってしまった!で、シマッタ!

話しは、団体客を乗せて来たと思われる、玄関先の観光バスのシーンに戻ります。

これは、もしかして? 静寂が破られるか、と、思いつつロビーに入ると、私よりも、平均年齢が10歳ほど高い、爺さんと婆さん達の集団が眼に入りました。不思議と、爺さんの混入率の方が高いのです。

その分、静かなのですが、タバコの煙が、眼に入り、鼻に入り、肺に入り、環境はかなり悪化しています。爺さん達は、喫煙率は高く、罪悪感は低いのです。何処でも、いつでも、周りにお構いなしに、スパ、スパ、煙を吐くのです。

この手の大衆旅館と云うか、この程度の宿泊料金の温泉旅館と云うか、ビジネスホテルと比較して喫煙に対して、とても、とても、鈍感なのです。世の中の喫煙率が20パーセント台にあることなど、まったく感知して無いのです!理解していないのです!

非喫煙者側に立って、禁煙にするとか、分煙にするとか、排煙設備を整えるとか、そんな発想は頭の回路には存在しないのです。これは単にタバコに限ったことだけでなく、時代の変化に鈍感な経営体質の、ほんの一つの、現れです。

そもそも、です、快適な環境を、提供することを、生業とする業界が・・・ですよ!

あッ! 何か、とても、とても、感情的になってしまった。

ここは、ひとつ、深呼吸・・・・・・。

部屋に戻り、食事前にひとっ風呂です。我々の部屋は6階で、玄関ロビーは2階、大浴場は1階、エレベーターで1階に降り扉が開くと、団体客と覚しき集団とすれ違いました。

大浴場の脱衣所にも、


浴場にも、


露天風呂にも、


人影は無し、


最初から、最後まで、貸し切り状態。誰が、何と、云っても、温泉の醍醐味は露天風呂にありです。ホント! 気持ちヨカ~~~!・・・でした。


幸運にも団体客との接近遭遇はエレベーターホールが最後でした。とてもついていたのです。ヨカッタ!ヨカッタ!なのでした。

わたしの、ザックリの推測では、我々が6名で3室で、残りは4組みの個人客で10名程度、団体客は20名程度で、6+10+20で合計36名ほど、ホテルは40室で最大収容人数は200名程度です。

36/200ですから、かなりのガラガラ状態で、それなりに客同士が接近遭遇する確率は少なかったのです。

さあ、風呂から上がって浴衣に着替え、もうすぐ!メインイベントの夕食です。


それでは、また。


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湯西川温泉 ⑥ 商品サンプルは“平家落人民俗資料館”へ

2013年06月14日 | 旅の話し
一昨日の続きです。

河原の遊歩道から上がり、“平家落人村的”な家並みの前を歩き、メインストリートに出て宿に戻ります。


廃屋になりつつある元旅館の軒先には、現役を引退した自動販売機が、現役時代はそれなりに輝いていたのでしょう。壊れ具合も、退色具合も、丁度イイです。

錆びて曲がって垂れ下がるトタン屋根、風雨に晒され、陽ざしに晒され、いろいろと晒され変色した板張りの外壁、生い茂る雑草。周囲のほどよい“朽ち果て感”に溶けこんで、自販機もそれなりの風景を創っています。

先ほど河原から見たホテルですが、やっぱり思った通り店仕舞いしていました。観光客が減ったのか?ホテルが多過ぎたのか?経営努力が不足していたのか?まあ、すべてが絡み合っての結果なのでしょう。


メインストリートは道路の拡張工事中でした。人が通り易くするのではなく、どうも、車を通り易くする為の工事のようです。車が通り易くすると、車は店の前を通過し易くなるだけでは?


茅葺き公衆電話ボックス、それなりに考えているのです。


酒屋さんが店を新築するようです。道路も拡張され、新しい店も建ち、それなりに活気があるようです。


路線バスも走っています。日光は東武鉄道の勢力圏です。東京スカイツリーの影響は日光にまで及んでいるとのこと、湯西川にもその波が届いている?


おそば屋さん、本日は休業?


“手打ち専門・きそば・うどん”で、店の名前が“こころ食堂”です。イイ店名だと思います。“うどん”は混ぜ物を入れようがないので“きうどん”は無いのです。

そう云えば、以前、“手打ち”ではなく、“腕打ち”と表示していた“そば屋”がありました。云われてみれば、手打ちよりも腕打ちの方が適切な表現かも?

それにしても、この商品サンプルは、


もう、すでに、役割を終えて、別の次元に到達しています。お品書きを貼って置くだけの方が、ずっと、ずっと、イイと思います。


商品サンプルは“平家落人民俗資料館”に展示しましょう。


冗談はさておき、そろそろ宿に到着です。


それでは、また来週。





コメント (1)
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