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近所を歩く、遠くの町を歩く、見たこと食べたこと、感じたことを思いつくままに・・・。おじさんのひとりごと

安倍政権”神輿は軽くてパーがいい”でも選挙に勝ち続ければ神輿も担ぎ手を選び始める!

2019年04月12日 | 世間話し

しばらくぶりの更新です。

この間、世の中は、なんだかんだと、いろいろありました。

中でも、新しい元号で、世の中、いろいろ大騒ぎでした。

それで、不思議だったのが、30年間は公表しないと云われていた、選考過程の様子とか、他にどのような候補があったのか?その作成者は誰か?選考過程ではどのような意見が? などが、翌日から、各報道機関へリークされ始めたのです。

リークしたのは当然、官邸の高官筋です。

候補案を政府に提出し、不採用になった方は、それなりに不愉快で、不名誉で、名前を知られたくないとか、採用された方も、それなりにいろいろと反対意見に晒されるとか、面倒な事を回避する方策としての30年間封印だと・・・。

兎に角、今回の元号選定過程とその後の大騒ぎと云うか、大はしゃぎは、安倍政権の政治が、そして、安倍氏の性格が、とても、とても、反映しているのです。

ここで、大胆にも、唐突にも、思い出すのは、むかし、むかしの、その昔、多分。小沢一郎が自民党の幹事長だった時、「神輿は軽くてパーがいいい」との発言です。

神輿とは、当然、”内閣総理大臣”の事です。そして、選ばれたのが、海部俊樹でした。リクルート事件で自民党は逆風選挙で、海部さんは2年で退陣。

それで、安倍晋三氏ですが、第一次安倍内閣は選挙に負けて、1年で政権を途中放棄。このときのトラウマが、安倍政治の本質なのです。すべては選挙なのです。すべては支持率なのです。

今回の新元号も、支持率向上の選挙対策なのです。私は見ませんでしたが、新元号発表の日、NHKや民放に顔を出して、得意げに、ペラペラと、チャラチャラと、新元号の解説をしていたようです。

兎に角、さぁ~、テレビに顔を出す、外国に出かける、飛行機のタラップで手を振る、外国の首脳と笑って手を握る、これだけで、支持率が上がっちゃうのですよ。

何も成果がなくとも、やります! と云うだけで、安倍さんは頑張ってる、それだけで、支持率が上がっちゃうのです。

それで、平成の時の総理は、お忘れでしょうが、あの”竹下登さん”でした。彼は選考に対して中立の姿勢をとり、平成と云えば官房長官の小渕恵三が「平成おじさん」として、記憶に刻まれています。

竹下登は元号選考から、政治は中立であるべきとの見識がありました。

そうなんです。安倍晋三君には、あらゆる事に見識が不足しているのです。

ですから、彼の、憲法観、防衛、外交、経済政策、それは、それで、いろいろな考え方があり、それなりに、国会で討論すれば、それは、それで良いのです。

それが、しかし、議論にならないのです。

言葉の意味を理解していないのか、漢字が読めないのか、それとも、嘘つきなのか、卑怯なのか、どちらにしても、内閣総理大臣として、政治家として、社会人として、失格です。

まともに答えない、論点をずらす、酷いときは、委員会審議で、総理大臣ともあろうものが、質問者を指さし、ヤジをとばすなど、まともでは無いのです。

政策以前の問題として、とても、とても、危険な存在となってしまいました。

安倍晋三が、麻生太郎が、菅義偉が、何を言っても、何をやっても、何をやらなくても、支持率は下がらず、選挙には勝つのです。

選挙に勝ち続けることで、”軽い神輿”も、担ぎ手を選び始め、お友達や、お仲間で周辺固めたのです。”類は類を呼”のでした。

それにしても、類は類と云えば、新元号について意見を聞く、有識者会議のメンバーに、林真理子とか、宮崎緑とか、放送関係者とか、驚いちゃう!と云うか、笑っちゃう!と云うか、来るとこまで、来てしまった感。

それにしてもです。安倍が選挙に強いのは、何故なんだろう?どうしてなんだろう?に、答えは、第一に民主党政権の失敗にあります。

民主党政権は、自民党との違いを強調し過ぎて、対米関係の修正、普天間問題で躓き、官僚もマスコミも敵に回して、小沢も鳩山も金銭疑惑攻撃を受け、孤立無援となったのです。

そして、消費増税、東日本大震災、福島原発のメルトダウン、運が悪いと云えば、運が悪かったのです。

国民は、やっぱり、なんだ、かんだ、云っても、やっぱり、自民党と思ってしまったのです。

そして、そして、なんだかんだの自民党で、なんだかんだの安倍政権が、永久不滅の政権となる為に、自民党総裁として、内閣総理大臣として、あらゆる手段を酷使して、安倍に楯突く者を排除しているのです。

これまでの自民党政権でも、やろうと思えばやれるが、それをやっちゃお終いよ!に手をつけたのです。

政治が、民主主義が、日本の将来が、危うくなるとして、政治家の見識として、良識として、やらなかった事に、安倍政権は、躊躇無く踏み込んだのです。

国民の支持、選挙での投票行動を左右する、テレビ、新聞の報道姿勢を、安倍一強翼賛体制に変えてしまいつつあるのです。

新聞もテレビも同一資本で、テレビの許認可権を政府が握っていますから、テレビ局を通して新聞も支配可能なのです。

そして、国民に信頼される?NHKは民放よりも、ずっと、ずっと、楽ちんに支配可能なシステムになっていますから、反安倍報道はしません。

新聞も、テレビも、嘘の報道はしません。政権に有利な事柄は報道し、不利な事柄は報道しないだけです。でも、しかし、最近は、その一線さえ越えつつある兆しが、チラホラなのです。

と云う事で、テレビから、新聞から、そしてラジオまで、安倍翼賛体制となりつつあります。

批判を許さないのです、北朝鮮、中国、ロシアと、価値を共有する国家となりつつあるのです。安倍一強どころか、安倍独裁政権が完成しつつあるのです。

そうでした。忘れていましたが、官僚の忖度も、偽装も、改ざんも、廃棄も、安倍のの長期政権のなせる技です。

どんな報復を受けるのか、怖くて仕方が無いのです、命を取られる訳ではありませんが、生活の保証が、給料が、途絶えるのです。

マスコミ関係者も、官僚も、誰しも、普通の人であれば、いまの地位が、今の収入が、奪われ、路頭に迷うことは避けたいのです。

追い詰められると、普通の人は、それなりに、都合の良い理屈で、自分を欺くことができるのです。

でも、しかし、最近では、自分を欺くこと無く、権力は常に正しく、権力に逆らうことは、国益を損ねる何て屁理屈(これはNHKのある解説員の発言?)で、逆らうこと無く、自然に忖度する方たちが、現れつつあるように思うのです。

最近の、国立、私立の有名大学の、就職先人気ランキングから、公務員や、マスコミ各社がベストテンから消えつつあるようです。

兎に角、アベノミックスの評価も、普天間基地移設の問題も、最終評価は、国政選挙です。選挙で自公が過半数を失えば、それが、最終評価となるのです。

主権は国民にあるのです。

でも、その投票行動を左右するのは、マスコミの報道次第子なのです。ですから、政権は、マスコミをコントロールするのです。

いま、まだ、この段階では、独裁は完成していません。選挙に負ければ、安倍氏も、麻生氏も、菅氏も、マスコミから叩かれて、検察も見て見ぬふりはできなくなります。

一強政権への反動は、かなり、かなり、大きななものとなります。それは、それで、彼らも、”百も承知で二百もガッテン”なのです。

だからこそ彼は必死なのです。

でも、それに対して、野党はそれほどでは無いのです。

令和の時代は、どうなることやら、私も、もうすぐ70歳になります。

嫌なことは考えず、好きなことだけ考えようと、思う、きょうこの頃なのです。

 

暫くぶりの更新で、云いたいことが溜まっていて、話が長くなってしまいました。

ストレス発散、惚け防止の、お話でした。

 

それでは、また。

 

コメント (3)
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