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近所を歩く、遠くの町を歩く、見たこと食べたこと、感じたことを思いつくままに・・・。おじさんのひとりごと

姫路城 ⑥ 好古園は50円 ! ホントに映画のオープンセットのようでした !

2025年01月20日 | 旅の話し

また、更新が遅れ気味になりました。

炬燵に入って、ボンヤリとテレビ画面を見つめる日々を、また、また、続けてしまいました。兎に角、前回の続きを始めます。

それでは、姫路城の見物を終わり、お隣の好古園に向かいます。

この日は、ホントに ! 雲ひとつない ! イイ天気でした。

これは、ひとえに、私の日ごろの行いが、良い????、からでは? と、勝手に思う次第。

お堀の彼方に、好古園の入り口が見えてきました。 姫路城、お堀と云い、石垣と云い、

広大で、立派で、見事な構えです。

好古園です。

好古園は武家屋敷の跡地に、市制百周年を記念して、平成4年(1992年)4月29日に開園したそうです。総面積は約1万坪の日本庭園。

好古園は"愛称"で、藩校「好古堂」に因んで命名されました。正式名称は『姫路城西御屋敷跡庭園 好古園』

庭園の計画は、京都大学教授中村一氏の設計監修を受け、確認された屋敷割や通路の地割を活かし、構成されているそうです。

整備に先立つ7次にわたる発掘調査で、元和4年(1618)に本多忠政が造営した西御屋敷や武家屋敷、通路跡等の遺構が確認され、これは酒井家時代の「姫路侍屋敷図」に記されたものとほぼ合致しているそうです。

以上、好古園のHPからの抜粋。

それで、好古園のHPのトップに、ある映画関係者の言葉、

『まるで全体が、緻密に計算され尽くしたオープンセットのようだ』

と、デカデカと、大文字で、誇らしげに、掲載されているのです。これを、誉め言葉と、解釈しているようです。これって、もしかして、そもそも、時代劇のオープンセットとしての役割を狙っていた? 

それで、冒頭から、私の感想を述べます。

『な~~~んだァ、これ! 映画のオープンセット見たい! 』

部分部分を切り取って、シーン毎に、背景として、使用するには、便利な撮影施設かもしれません。庭園は九つあるのですが、入って最初のこの庭園だけは、それなりに、なかなかの"お庭"でした。

この眺め、 

こちらからの眺め、

こちらの池にかかる石橋の眺め、それなりにヨカッタです。

庭園は九つあるのですが、最初の庭園以外は、特に、それと云って印象に残らず、写真にも残していませんでした。

最初の庭園に、想いと、予算と、労力を使い果たし、残りの八か所は、おまけのような、そんな印象しか抱きませんでした。

そして、この日は、それなりに疲れが出ていたことも、庭園の印象に影響していたと思う次第。

ホテルを8時半頃に出て、お城を、天守閣を、登ったり下りたりして見学。好古園に辿り着いたのが11時半頃。

それにしても、"緻密に、計算され、尽くしても" それは、それ、 オープンセットは、オープンセットなのです。

この土塀、

この土塀、それなりに時代劇。

前段の映画関係者の言葉は、あくまでも、オープンセットとしての評価なのだと思います。

そも、そも、観光目的で造られたものではない、圧倒的存在感の姫路城の脇に、単に、観光目当てに作られた商業施設としか、見えないのでした。

姫路城の見学料金が1000円で、それに50円をプラスすると、好古園が見学できるのです。

1000円と50円、この料金差に、関係者の庭園に対する思いが、存在価値が、それなりに、見え隠れしていると云うか、象徴されていると云うか・・・。

偉大なる世界遺産、姫路城の隣にあるために、どうしても、見劣りしてしまうのです。庭が単独に離れた場所にあれば、それなりのお庭だと思う次第。

因みに、お城に居た海外からの観光客は、好古園では、まったく見かけませんでした。観光コースに入っていないようです。

好古園を後にして、ランチを求めて駅前に向かいます。

これにて、本日の認知機能低下防止対策を終わります。

 

それでは、また、次回。

コメント
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