歩く・見る・食べる・そして少し考える・・・

近所を歩く、遠くの町を歩く、見たこと食べたこと、感じたことを思いつくままに・・・。おじさんのひとりごと

柴又街道 ・穂高・ 演歌・ 原裕二? その1

2006年10月25日 | 東京の風景
先日、゛柴又街道 ゛を歩いてきました。金町から柴又街道は始まります。
京成金町線の金町駅から一つ目の駅、帝釈天のある柴又駅までは線路を右手に見て歩きます。


柴又駅前を過ぎたところで、柴又街道からを少し外れて、裏道を歩いていたとき、それは、突然目の前に現れました。
面白い? 変わった? 似つかわしくない? ネーミングのクリーニング屋さんでした。

写真では見にくいのですが、看板に「クリーニング 第一穂高」と書いてあります。「第一穂高?」といえば「アルプスの穂高連峰」をイメージします。クリーニングとは「しっくり」つながりません。

主人の苗字が「穂高」さんで、穂高さんの「一号店」?
主人の出身地が長野で「第一穂高高等学校」の卒業生?
主人が登山が好きで「穂高」の名前を店名に付けた?

「素人手書き風」看板に「クリーニング第一穂高」
灰色のモルタル外壁に、「前衛的?」模様のヒビ割れの修復跡。

隣が何と「前衛党」の機関紙「赤旗」の販売所。
何と、「前衛的ひび割れ」は販売所にも達しようとしています。
これでは、「前衛的ヒビ割れ」が「ヒビ割れた前衛?」に見えてきます。

志位さん深い意味はありません「ジョーク?」ですからね・・・・・・。(笑)


それでもって。話しは、かなり「トビマス、トビマス」

クリーニング「第一穂高」と何回か書いているうちに突然、頭の中にホントに突然浮かんだのです。

それは「中華第三楼」という名前です。「第」つながりですね。
それと、柴又街道の町並みから連想される「都会の片隅感・・・寂しさ・侘びしさ・悲しさ」そんな風景が、「中華第三楼」を思い起こさせたのでしょう。

それで、「中華第三楼」なんですが、むか~し、昔の、映画に登場する「店」の名前なんです。

主演が「伴淳三郎」。そう「バンジュン」と呼ばれていました。
古いですねェー 

地方から東京に出て来た男が故郷の友人達に、自分は成功して「中華第三楼」という大きな中華料理店を経営していると知らせたのです。

それを知った故郷の友人達が、上京して来て住所を基に「中華第三楼」を探したのですが見つかりません。

夜になり、路地裏の屋台の「中華そば屋」に入ったところ、そこに「バンジュン」演ずる男がいたのです。
屋台の提灯には、小さく「中華第三楼」書いてあった・・・・・・・。

「チュッピリ悲しい人情喜劇」そんな話しが似合うのが柴又街道ですね。


          演歌に、つづきます。
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