歩く・見る・食べる・そして少し考える・・・

近所を歩く、遠くの町を歩く、見たこと食べたこと、感じたことを思いつくままに・・・。おじさんのひとりごと

足利市は足利学校だけ ! と思っていたら鑁阿寺(バンナジ)と云うお寺もありました !

2023年11月07日 | 旅の話し

新潟へ行ったのが、先月の23・24日でした。

それからというもの、近所を歩いていると、いつも眼にする風景が、何故か、少し、違って見えるのでした。

よその土地から訪れた観光客ような感覚で眺めているのです。

以前、鎌倉を訪れ後、近所を歩くと、鎌倉的風景を探して、ここは鎌倉、ここも鎌倉と、呟きつつ歩いていた記憶があります。

少しの旅でも、知らない町を歩くと、それなりに楽しく、日常と異なる感覚が、しばらくは刺激されるようです。

♪知らない町を歩いてみたい !  ♪どこか遠くへ行きたい ! 

と、云う事で、また何処か行きたくなりました。

以前より、それとなく、なんとなく、行ってみたいと思っていた、"足利市"が頭に浮かんだのです。あの "足利学校"で有名なところです。 人口は14万人ほどで栃木県で第四位だそうです。

私のお目当ては、やはり足利学校です。失礼ながら足利市には、足利学校の他には、これと云った観光資源は無いと思っていました。

足利学校の創設は、何と、何と、平安時代の初期 ? もしくは鎌倉時代 ? と、あまりはっきりしないようです。

平安時代初期は、歴史分類上は "古代"となります。何故に? そんな昔に、都から遠く離れた関東の、そのまた外れの地に、そんな高等教育機関が創設されたのか ? とても、とても不思議なのです。創設者も不明だそうです。

学問の機関ですから、創設者、創設年、創設理由等など、文字による記録が残して然るべき、残さなかったのには、何かそれなりの理由があった ?

まあ、兎に角、足利市の足利学校へ行ってみたいと思うのでした。

それで、数日前に、ホテルの予約を入れたのですが、やはり、日、月、火、あたりは僅かに空き室があり、それ以外は満室でした。14日の火曜日の予約をとりました。

今回の宿は、"ルートイン"にしました。前回の新潟では"東横イン"でしたが、決め手は"大浴場"です。やっぱり偶には大きなお風呂に入りたいのです。

それで、大きなお風呂、お風呂と、考えていたら、大きなお風呂とくれば、そこは、それ、やっぱり"温泉"となります。

そうだ ! 温泉 ! 温泉 ! となり探してみました。

足利の近くには、かの有名な日光があります、そして、その奥には、かの有名な"奥日光湯元温泉"があるのです。足利から日光へは、下道で83.7㌔で2時間48分、高速で1時間48分です。

これはもう、足利で一泊、湯元で温泉に浸かって、のんびり一泊なんて考え、湯元の旅館を検索したら、何処を探しても空きはまったくゼロ。何と何と、どこもかしこも年内は予約で埋まっていたのです。

考えてみたら、世の中は、紅葉シーズだったのです。そして、そして、日光はインバウンドで、大盛況のようで、オーバーツーリズムの一歩手前 ? 

兎に角、最近のYouTubeで海外観光客の声を聞くと、皆さんが口にするのが、日本は食事も、宿泊も、何から、何まで、とても、とても、安い ! と、答えるのです。これって、円安です、完全に、日本が安売りされているのです。

海外観光客の誘致政策の成果ではなく、単なる、円安効果です。アベノミックスの成果で~す。

話が、逸れてしまいました。

兎に角、温泉の大浴場でのんびり計画は、別の機会に、と、諦めました。

それでは、足利一本勝負で、よっくり楽しもうと調べてみました。

足利学校以外の見どころとしては、先ずは、鑁阿寺(バンナジ)です。そんなお寺があったとは、今回初めて知りました。

ネットで調べてみたら、

『鑁阿寺は、鎌倉時代、建久七年(1197年)に足利義兼によって建立された真言宗大日派の本山。山号は金剛山。本尊は源氏、足利氏の守り本尊である大日如来を祀る。

敷地は約4万平米、元々は足利氏の館(やかた)であり、現在でも、四方に門を設け、土塁と堀がめぐらされており、平安時代後期の武士の館の面影が残されている。またこの事から「史跡足利氏宅跡」として、大正10年3月に、国の史跡に指定されており、現在では「日本の名城百選」にもなっている。

寺院としては、鎌倉時代初期、1196年(建久7年)源姓足利氏2代目の足利義兼(よしかね)が発心得度し、邸宅内に持仏堂を建てたのが始まりとされる。義兼死後、その子義氏が建立した本堂は、1229年に落雷により、焼失したが、足利貞氏が禅宗様式を取り入れ改修した。日本としては禅宗様式への転換期の最初期にあたる。

鑁阿寺は正式にはvana寺で、バンナ寺でもよく、鑁や阿という漢字の発音を梵語(サンスクリット)に代って当てはめたに過ぎない。したがって鑁や阿に漢字的、日本語的意味が含まれているのではない。単なる当て字である。すなわちバンナとは大日如来のこと、よって、パンナ寺は、すなわち"大日寺"のことである』

と、云う事で、これは、これは、意外に、足利学校と比べても、それなりの歴史的施設で、訪れ、参拝する価値が、それなりにありそうです。

他に、お寺や神社が数か所ありますが、事前に調べすぎるのも、何なんで、ここまでにして、現地に行ってのお楽しみとします。

それと、神社仏閣以外に、街歩きとして面白そうな雪輪町と云う一画が、鑁阿寺の西側にあるのです。これは、YouTubeで見たのです。

面白そうな、と、云うのは、以前、遊郭として栄え、今でも、それなりに、当時の面影を残す一画です。ここをウロチョロして、侘しさ、寂しさ、" わび・さび " の世界に浸って来ようと思います。

我が家から足利までは、下道で2時間57分、88.2㎞。高速で1時間49分、116.8㎞。どちらで行くか迷っています。

早く来い来い14日。

それでは、また。

 

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