歩く・見る・食べる・そして少し考える・・・

近所を歩く、遠くの町を歩く、見たこと食べたこと、感じたことを思いつくままに・・・。おじさんのひとりごと

アサリの味噌汁を御飯にぶっかけた「深川めし」いつのまにか?高級料理に出世?

2007年01月30日 | 東京の風景

昨日の続きです。

「採茶庵」の芭蕉さんと別れ、清澄通りを両国方面に向かって歩きました。

暫く行くと、「レトロぽっい」同じ様な建物が並んでいました。このすぐ裏が「清澄庭園」です。



建物は「モルタル仮面建築」ではなく、すべて「コンクリート製」でした。デザインも統一されており、同時に建てられたものと思われます。



レトロな雰囲気なのですが「何故か?何処か?」「冷たい!」印象を与える建物です。所々に「装飾」を施しているのですが「遊び」が感じられないのです。

暫く眺めていて気が付きました。このデザインには「曲線」が無いのです。「直線」の「組み合わせ」だけで構成されています。

自然界には「直線」はありません。「直線」だけのデザインは「不自然」ですね。新しい建築は「直線だらけ」で馴染めません。「機能美」は嫌いですね、「無駄」な「遊び」が「大好き」です。


さてと。この直線建築の前の「丁字路」を右に曲がると「深川江戸資料館」のある通りです。


曲がって、少し入ると「お寺が」がありました。柵の石柱に「寄贈」した人の名前が彫ってあります。こう云うのってよくありますよね、誰か「面白い名前」がないかと、つい名前を見てしまうのです。

順番に見ていったところ「古屋政明」の隣に目を移して、思わず「笑って」しまいました。可愛らしい字で「大平まさえ・バカ」と書いてあったのです。



「まさえちゃん」と、これを「書いた子」との間に「何が」あったのでしょう?「微笑まし」くて、「懐かしい」気分になりました。私も昔は、「バカ」何て落書きをしたものです。


資料館に入り「トイレ」を借りただけで出て来ました。冬の寒い時期は「したく」なくても、「トイレ」があると「必ず」入って「用足し」をします。これは寒い時期の「鉄則」です。

以前に大変な目にあったからです。もう「漏れる」寸前、チョットでも遅れたら「トンデモナイ」事になり、「大きな精神的ダメージ」を受けるところでした。

チャックを下ろし「発射」するまで「百分一秒」の差でセーフでした。歳をとると「ホント」に「ネジ」が「緩んで」きますね。あの時「ホント」に「漏らさなくて」良かった。


話しを戻します。

資料館の先にあった「深川めし屋」さんの「メニュー」です。

「深川めし・1000円」? 「深川どんぶり・1200円」?「高~い!」。
「生姜焼き・880円」、「刺身定食900円」と比較すると「変」です。

本来、「深川めし」は、アサリの「みそ汁」を「ご飯」に「ぶっかけて」食べた、庶民の食べ物です。「刺身」より高いのは「納得」できませんね。いつから、そんなに「偉く」なったのでしょうか?

この店では、「めし」が「炊き込み」で、「どんぶり」が「ぶっかけ」になっています。材料は、アサリ、長ネギ、味噌ですから、「国産」、「天然物」の「最高級品」の「アサリ」を使っているのでしょう。

庶民の味が、高級品に「変身」するのは「握り寿司」の「前例」がありますからね。「ご飯」と「おかず」を「一緒くた」にして食べる「下品」なものだったのに、いつの間にか「高級品」になってしまった。

「回転寿司」によって、「回転」して「祖先帰り」したのですが、最近は「高級」な「回転寿司屋」も現れたと聞きます。何か「ややっこしい」話しです。

それと、「シャブ定食・880円」には「一瞬」「ドキッ」としました。あっそうか!「シャブシャブ」のことね。

それにしても「アサリのぶっかけ飯」より、安い何て、「シャブシャブ」も、さぞ「悔しい」思いをしている事でしょう。同情します。


前日に、「ためしてガッテン」を見て、今日の昼は「カツ丼」と決めていました。名物の「深川めし」は、メニューを眺め、「文句」を云って、歩き始めました。

今日は、ここいら迄とします。しかし、長いシリーズ?になりました。

 それでは、明日も宜しくネ!  





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