歩く・見る・食べる・そして少し考える・・・

近所を歩く、遠くの町を歩く、見たこと食べたこと、感じたことを思いつくままに・・・。おじさんのひとりごと

三河島は寂しい駅

2007年03月14日 | 東京の風景
暫くぶりで「東京」へ行ってきました。先日、「王子」の話しを書いていたら、「三河島・尾久・王子」辺りを歩きたくなったのです。

「三河島・尾久・王子」は、東京の「端っこ」です。何でも「端っこ」が「好き」です。「羊羹」は「端っこ」が美味しい!

三河島は「寂しい駅」なのです。私にとって「三河島」と聞くと、「三河島事故」が頭に浮かびます。当時、世の中が大騒ぎした事を覚えています。



※45年前の1962年(昭和37年)に発生。二重衝突・脱線事故:死者160人、負傷者296人。

「遠い過去」の「暗く」て「不気味」な「モノトーン」の世界です。


それで。この日は、10時過ぎ三河島に到着。
歩くに先だって「寒い季節」の「鉄則」である、「トイレを見つけたら兎に角用を足す」を実行しました。



ここの「トイレ」は「母屋」と「厠」に分かれた「分離方式」になっています。「トイレ」が「かなり臭う」時代の「面影」を残しています。


改札の手前を左に折れ「トイレ専用通路」を歩いた先にあります。現在、これだけ駅舎から、「トイレ」まで「距離を取る」のはホントに珍しい。


ホントに、ここのトイレは「懐かし昔」の「臭い」がするのです。書いていたら「臭い」が「鼻に甦って」きたりして・・・・・・。失礼しました!


これが「トイレ」。いや!「厠」です。ここだけ「駅の敷地」から「出っ張って」います。地方によくある「タイプ」です。



改札は、尾竹橋通りに面した「ガード下」に一カ所です。寂しく「うらぶれ感」漂う「風景」に、「懐かしさ」があります。



「外れ感」、「端っこ感」が漂う、淋しい通りの風景です。


「淋しい町」には、「大学いも」が似合います。若い人が「先端のファション」で歩いても、ここではすべて「昭和」に戻ります。

この先は「次回」に「つづき」ます。 


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1 コメント

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Unknown (さかいのぶよし)
2019-12-10 07:45:13
1962年三河島事故、2005年JR西日本尼崎事故。尼崎事故ではPTSD(心的外傷後ストレス)も報じている。人の心の傷は有史からでは。ショックで傷ついて健全な心でも健康な日常生活が送れない心になるのも困る。階級問題で解決するものか。
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