
キララタケ
日曜日、天気が良いので何処かに行こうと考えていた。山に登ればツツジはまだ咲いているかもしれないし・・・・、でも、来週に山登りを予定しているから、のんびり歩く方がいいかな、それなら植物園もいいかも・・・・。
なかなか、決められない・・・。相変わらずの計画性の無さ。迷った末、今年、大打撃を受けたコゴミの畑の代わりの場所探しが宿題だったことを思い出し、そのついでにもう遅いかもしれないが、幻の名花が咲き残っているかもしれないので、探しに行くことにした。
去年、登りに行ったときにコゴミらしき葉を見たような気がしたのだが、今年早春に訪れた時には見つけられなかった・・・・。高速を降りて、そこから地道を走る。途中・・・・

ん?

これこれ。
川まで降りて、茎を折り取り匂いを嗅ぐとコゴミの匂いがした。でも・・・・、なぜ枯れた穂が残っていない?これは来年、収穫してみないと分からんな・・・・。一応、GPSに場所をマークしておいた。
こんな調子で三箇所ほど、マーク。犬のマーキングと一緒だな。縄張り・・・
目的を一つ片付けて、また走る。途中、シャガの里を走り抜ける。

シャガ
やっぱり、車を停めて見てしまう・・・、素通りはできない。




シャガの群生地を過ぎて、もうすぐ着くなと思ってカーブを周ったところに、突然、おまわりさんが出てきて車を停めた。「ヤバイ!」と思った。実は二ヶ月ほど前、信号無視で捕まっている。ちょうど、こんな感じで・・・・。
渋滞中の道の信号の手前で左折しようとしていたら、大型のダンプカーに無理やり割り込まれ、前方が全く見えなくなってしまった。仕方なくダンプの後について左折すると、おまわりさんが道に出てきた。ダンプだけそのまま走り去ったのは何故?
今回のおまわりさんは低姿勢で、おかしいなと思ったら、この先で神事をしているので車を停めて待っていて欲しいとのこと。この日は山開きだったようだ。何というタイミングだ・・・・。車を道に停めたまま、降りて見に行く。
いたいた。

テープカットが終わった後のようで、登山者や見物人が鳥居の下をくぐって行く。

一緒に鳥居をくぐる。
山伏がほら貝を吹き・・・・

宮司さんがお払い。


神事が終わったので、慌てて車に戻り登山口へ。駐車場は車で一杯だったが、何とか駐車して歩く用意をした。頂上まで行く気はないが、足元が悪いので登山靴に換える。
川沿いの道を進んで行くと・・・・


タニギキョウ
日陰の谷を登って行くと山側の斜面にスミレ。去年もみたスミレだ。この葉の模様がちょっとオチフジに似ていてハッとした記憶がある。


去年は何か分からなかったが・・・・、多分、コミヤマスミレ。
日陰の道で、他にはこんなものも。

キララタケ


タニギキョウ
大した登り道ではないと思っていたが、だんだんと険しくなってくる。

ミヤマカタバミ
葉の形からみると、コミヤマカタバミではなさそうだ。花は終わったのか、咲かなかったのか・・・・
記憶に残る場所で見たものは・・・・

オチフジ
花はもう散っていて、草丈もかなり高くなっている。ダメだ・・・・。

ヒメレンゲ

気が抜けてしまい、急に腹が減ってきた。ちょっと早いけれど、昼飯にしようか・・・・

つづく。