大御影山を登った日は近くのマキノ高原の民宿に宿をとっていた。随分、長いこと歩いたのだから、一風呂浴びてから晩飯にビールといきたいところだったが、到着したのは7時過ぎ。民宿の女将さんは、先に晩飯を食べて欲しいと言っている・・・・。
そりゃそうだな・・・・。着替えもなしで夕食を食べ始めたが・・・・
えっ、すき焼き?
こりゃ、ビールが無くっちゃ無理だ。実はオレはすき焼きが苦手だ。嫌いではないけれど、あの味の濃さと甘さが・・・。それから、脂の多い料理はアルコールがなくては・・・・。
女将さんは食後に近くの温泉まで車で送ってくれると言っている!というわけで、友人とオレは大瓶2本ずつのビールを飲んだ。そして、温泉に。。
温泉の名前は「さらさの湯」。綺麗な名前だ・・・・。
車のヘッドライトに照らされた、温泉の前の植え込みは??
温泉では、またビールを飲み、歩いて宿に戻り、赤ワインを1本飲んで寝た。
そして、その翌朝、温泉にまた行って、植え込みを確認する。
その後、赤坂山の登山口まで行ってはみたが、前日の山のすぐ近くの山だし・・・・、と思っていた上に、赤坂山の春の花のシーズンは終わったところとのこと。どうやら、ギリギリのタイミングで大御影山に登ることができたらしかった。
それでは・・・・、どうする?考えた結果、あては無いが、奥伊吹辺りを目指して走ることにした。また・・・・
マキノ高原名物 メタセコイアの並木道
辺りの田圃は田植えが終わっている・・・
ナビの言う通りに車を進めて行くと、片側2車線の綺麗な道に出た。スピードは80km/hrくらいか・・・・
反対車線側の斜面に黄色い見慣れない花が見えた・・・。
悪い癖で、車を停めて見に行ってみる。まるで高速道路のような道で停まるところがないが・・・・、丁度、登坂車線が始まるところだった。そこに停めて、200mくらい・・・、歩いて戻った。
車に挽かれないように・・・・、4車線を横断して・・・・
初めて見る花だったが、きっと図鑑かなんかで見たことがあったのだろう。何故か、ジャケツイバラという名前が浮かんできた。バラじゃないよな、どう見たってマメ科の花だろ・・・なんて思っていたのだが、帰宅した後に確認すると、ジャケツイバラのようだった。
その後、車は琵琶湖の湖岸に出た。春霞が出ていて、風もなく居眠りをしたくなるような穏やかな日になった。小さな船着場に車を停めて、湖を眺めていた。
遠くに見えていたボートがこちらに向かってくる。
無風で波がない。
さて、何処に行く?