見上げればカエデとかミズナラ、ブナなどの色付き始めた葉が一杯に広がっているのだが、視線を降ろすと木の幹と降り積もった落ち葉だけで、下草も低木もほとんどない広場。大きな木の葉が上空を覆ってしまって、新しい草木が育たないのだろうか。
木漏れ日が苔むしたブナの倒木を照らしていた。
広場一帯には大小の枯れ木が落ちていて、気をつけて見てみると小さなきのこがいろいろと出ていた。
アカチシオタケ
アカチシオタケは好きなきのこ。この時期にこの谷を訪れたのも半分はこのきのこに出会うことを期待してだった。
これが、一番色鮮やかかな。触ってもいないのに、血が吹きだしている・・・・
ちょっと、口直し。
立ち枯れの木の皮のすっかり落ちてしまった木の幹に・・・・
ニカワツノタケ
あまり見かけないきのこ
その近くのブナの倒木に・・・・
左:1本しか出ていないけれど、キララタケかな・・・・
右:Mycena sp.
知らない。
ブナの倒木に付いているのを時々見るけれど、名前を知らない・・・・
次の倒木には・・・・、これは分かる。
シイタケ
飽きもせず、倒木を見つけてはきのこを探した。
さらに続く。