今日もきのこ 観察日記

野山を散策したときに見かけたきのこ、草花、虫などを書きとめておきたい。いろいろ教えてください。

ミズオオバコ 開花前と開花後 暇だな・・・      2017.09.17.(3)

2017-09-21 22:14:55 | 山、花、山野草
 きのこが不発だったので、帰宅後に妻を誘って花の様子を観に出掛けた。目的は山寺に植栽されたギボウシなのだが、
途中でミズオオバコの咲く池をチェックすることにした。到着したのは、午前11時頃。






8月に訪れた時にはほとんど花は咲いていなくて蕾もなかったのだが、今回はくたびれた花ばかりが、かなりの数咲いていた。



        

花は萎れかかっていて、水に溶けてしまいそう。でも、待てよ! 若い蕾が開きかけているじゃないか。






蕾が沢山、水面に顔を出していた。




        



 この蕾たちは今日中に開くのだろうから、帰路にまた寄ることした。





イボクサ
これまで、気が付かなかったけれど、ミズオオバコの池の土手にはイボクサとか、ミズヒキが咲いていた。




 そして、台風が接近して風が強くなってきた頃、再度、訪問。






午前中に確認したつぼみ達は、皆、開いていた。




        





        






ミズオオバコ




        

この池は竹藪の脇にあって、風が吹くと竹の枯れ葉が水面に舞い降りて池面を覆ってしまうのが残念なところ。


 この日は大型の台風が通過するだけあって、風が竹の枯れ葉を落としてしまい、池面に写るミズオオバコの姿を上手く撮れなかったのが残念だった。





ヒツジグサ



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アキノノゲシ      2017.09.17.(2)

2017-09-21 08:02:32 | 山、花、山野草





 道端にアキノノゲシが咲くようになってから2週間くらいだろうか。目立たない花だけどなぜか、気になる花。
車を停めてじっくり見ようと思っていてもなかなか停める場所もなくて、通り過ぎてしまう花。







 
 車を降りてきのこを探していても出会うことはない。要するに道端の花なのだ。







 この日は車を何度か停めて写した。いろいろな道端の秋の花を。





最初の一輪。




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台風が来る前にジタバタ。キツネノハナガサだけ・・・・      2017.09.17.(1)

2017-09-20 22:52:55 | きのこ など
 9月16-18日は三連休だった。それなのに大きな台風が接近してきていて、最悪の連休になりそうな気配だった。
一方、母の家では事件が起こりつつあって、福山には行かなければならない様子で、金曜日の午後を休んで福山に行き、用事を済ませて来た。
土曜日の夕方には自宅に戻った。三連休とは有難いことだ。まだ、2日間休みがある。それでも、台風は衰えず、まっしぐらにこちらに向かっていた。

 日曜日の朝、庭に出た。




白い秋明菊
花盛り。




紅色の秋明菊
花数が増えて来た












台湾ホトトギスや萩、それから見えているつぼみは何か分かるかな?





制御不能な東側の庭
ニラが殖えてしまった。花は綺麗なんだけど、歩くと臭い・・・・



 夜には台風が来そうなので、気になる近場のきのこを見てくることにした。




        
キツネノハナガサ
かなり雨は降ったと思っていたのだが、山には驚くほどきのこの姿は少なかった。というか、姿を見せたのはキツネノハナガサだけだ。
一応、いつものコースを一通り歩いたけれど何もなし。



 仕方なく帰宅して、思案した。そして、退屈している妻に花を見に行くぞ!と声をかけて、庭を散策する。




        
左:白い秋明菊の蕾    右:ピンボケ失礼 ツルボの花




        
左:ベニバナヤマシャクヤクの種    右:シモバシラの花 咲き始めた・・・・



 さて、目指すはギボウシの咲く山寺かな。



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また、間違えた。下る道。コンイロイッポンシメジ      2017.09.10.(4)

2017-09-20 08:01:51 | きのこ など




 結局、山頂に居たのは15分ほどだろうか。そもそも、山頂には余り興味が無かったので、早々に下ることにした。


 また、ここ。マクロでは上手く写せていないと思って35mmで撮り直した。けど、変わり映えしないなぁ・・・
この辺りから、尾根の幹に赤く記された目印を頼りに一気に下って行くのだが、20分ほど下ってみたが記憶にない尾根道だった。
登りは目印を見ながら来たわけじゃないし、きのこを探しながらウロウロしながら登って来たから記憶も定かじゃない。





カバイロツルタケ



 友人と二人で、何かおかしいなと言いながらも下る。尾根道は続いているし、目印もあるのだが・・・・。戻れない理由は、また登り返さなければならないことか。





ミヤマウズラ
行きに写したのと違う?



 ふと、見上げると木の天辺に花が咲いていた。






タカノツメに似ているけれど、こんなにデカくなるのかな。幹は・・・・





これ。



 もう、どこかに下り着いてから、その後の事は考えようと割り切っている。でも、独りだったら焦っていたかもしれない。





杉の木の根元
記憶になし・・・・




ヤマイグチ類




ムラサキフウセンタケ
発生途中で水分が不足したのだろう・・・・



 ふと気が付くと行く手に赤い目印がない。少し、登り返して目印を確認して下り直した。かなりヤバイ道だ。





黒く見えた・・・・、何?




コンイロイッポンシメジ
ちょっと、焦っていて抜いてしまった。



 その後、傾斜は急になり、何故か自動車の走る音がして国道の脇に出た。車を置いて来たところからは随分離れている。あぁ・・・・、やっぱり。
しばらく国道脇を登って行き、僕は荷物番になり友人は車のところまでランニングすることに。運動不足らしい?!、いや、有難い。
こんな場所に降りてくるとは、下り始めてから早くに下る尾根を間違えたのだろう。急坂を降りたあたりのブッシュの辺りか・・・・

 待っている間・・・・









        





シロアンズタケ
どう見ても、ウスタケ、ムラサキアンズタケの仲間だ。




        





クロバナヒキオコシ
この花を楽しみにしてここに来た・・・・




        

おやおや。。。




アケボノソウの蕾
今年は本当に花が遅い・・・・



 予想よりも随分と早く友人は車に乗って戻って来た。随分と時間を喰ってしまったから急いで帰ろう。早く山を降りて蕎麦を食べる話は無くなった。



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ブナ帯の尾根 きのこを見ながら進むのは楽しい    2017.09.10.(3)

2017-09-19 20:50:56 | きのこ など

コキララタケ



 ブナの倒木にコキララタケが出ていた。良く観ると周囲にはツエタケも出ているようだ。














 倒木の先にはツキヨタケの姿もあったり・・・・




ツキヨタケ





ニカワチャワンタケ



 傾斜の緩い尾根を歩いて行くときのこはポツポツと出ている。ありふれたきのこだけど、久し振りで楽しい道中だ。




Russula sp.





ヒメベニテングタケ 幼菌





老菌



 また、根元が押し曲げられた木々が続く。










キツネタケ





クサハツ?



 この辺りから傾斜が急になり、ブッシュがきつくなったが、それを越えると山頂だった。




        

背景に写る山は兵庫県最高峰、氷ノ山。




        
左:三室山  





ナナカマド



 山頂まで登る気は無かったけれど、きのこを見ながら歩いていたら来てしまったというところ。おにぎり、1個を食べてから下山を開始したけど・・・・




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峠の更に上 きのこを見に登る     2017.09.10.(2)

2017-09-18 21:42:48 | きのこ など





 登山口があったという話の続き。正直なところ、登山口は探していたのです。出発時点では何処に行くかも決めていなかったから、
調査が出来ていなくて・・・・

 登り始めてからすぐ、ロープが張ってあって急登。多分、5分ほど登って尾根筋に出たような記憶。マツタケ山の取りつきに似ているような・・・・
登り始めて8分後の写真がこれ。





カメラは90mmマクロのままで上手く写せていないけれど、ブナ、ミズナラ林で積雪の影響をかなり受けている場所ということだね。



 尾根に出ても基本的に登りは続くけれど、傾斜はかなり緩くなってのんびりと進める感じ。周囲の木々やきのこにも気を配る余裕が持てる。




        
         ミヤマウズラ



 きのこの姿は決して多くはないけれど、自宅周辺とは大違い。





コテングタケモドキ




        
アンズタケ
沢山出ていたけれど、ちょっと盛りを過ぎていたのか、出始めてから気温が上がったのかイマイチ、鮮度が無かったのが残念。




 そのまま、尾根を進むと太いブナの立ち枯れがあり、地面から3m程のところにきのこが出ていた。逆光で何かははっきりとしなかったけれど・・・・



        
チシオタケ
立ち枯れの木を過ぎてから振り返って確認できた。秋も深まってきたら、この立ち枯れにはきっと何か、なめことかむきたけとかが出てくるんじゃないかな。



 尾根は太いブナや落葉広葉樹に覆われていてとても気持ちが良い。季節柄、舞茸でも出ていないかと注意しながら登るのだが・・・・




アンズタケがポツポツ
友人は丁寧に獲物を収穫している。



 僕はというと・・・・



        
クチベニタケ
斜面の小さなきのこを探していた。





アケビの実の紫色と思ったが、ムラサキアブラシメジモドキ?かなり大きくて違和感を覚えた。




 その後もアンズタケは沢山出ていて、友人は袋一杯に収穫している。





アンズタケ





ナナカマドの赤い実

 




一見して、こいつはヤバイ奴・・・・, Destroying Angelかと思って確認しなかったけれど、今、写真を観てみると、コトヒラシロテングタケかもしれない。





ツエタケ老菌
ツエタケは他にも沢山出ていたけれど、写真を撮ったのはこれだけかも。。




ヒメベニテングタケ老菌
どうも、この山のきのこの発生は数日前だったのだろう。



        




ヒメベニテングタケ幼菌



 じっくりと斜面のきのこを観察したいと思いつつ、さらに登って行く。




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台風、通過中         2017.09.17.(予)

2017-09-17 22:17:35 | その他
 雨と風が強くなっていたけれど、今は小休止?、台風の目に入ったのかもしれない。
自宅は窓の外のシャッターも閉めて、万全の状態のはず。


 今日は夜に台風が通過するだろうと思っていたので、朝から自宅近くの山のきのこの状態とか、気になる花の様子を確認して廻って、結構、忙しい日だった。





彼岸花
気が付けば、彼岸花が咲き始めていた。ちょっと驚き。




ギボウシの仲間
今年、二度目の訪問で満開に出会った。




ミズオオバコ
昼前の訪問では蕾だったけれど、帰路では満開になっていた。



 今日、一番の収穫はこれ!




ホンゴウソウ


 帰る途中にきのこ目当てで歩いていた時の遭遇だったので、カメラは広角だけ。ピント合ってないなぁ・・・・。



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秋口になると峠の花を見に行きたくなる     2017.09.10.(1)

2017-09-16 22:29:15 | 山、花、山野草





 9月に入っても自宅近くは雨が降らず暑い日が多いのだが、標高1000m程の峠周辺では秋の花が咲き始めている。そんなわけで秋口になると
峠まで上がって花を探しに行きたくなるのだ。

 この日は久し振りに友人と遊びに行くことにしていたのだが、朝まで何処に行くか決めかねていた。岡山の湿原に行ってシラヒゲソウとか備中フウロなどを
観ることも考えたが、ちょっと遠い。結局、きのこも期待して峠を目指すことにした。

 去年、沢沿いにオタカラコウが沢山咲いていた場所に行ってみたが、オタカラコウは咲き始めていたが去年は満開だったアケボノソウはまだ蕾。
やはり、今年は花の咲くのが遅めなのだ。場所を変えてさらに高度を上げて、山道を歩いて行くと・・・・









        
左:ツリフネソウ    右:オトギリの仲間の花後















アザミの仲間
調べま~す。




ジイソブ
谷に生えた木に這い上っていた・・・・




キバナアキギリとアキチョウジ





ソバナ
残り花かな・・・・










イヌトウバナ




        
ツルリンドウ



 自宅周辺と比べたら別世界だ。来て良かった。もう満足。





シャクジョウソウ





アキノギンリョウソウ





キクバヤマボクチ




 あれ、マツカゼソウの脇に登山口と書いた看板があった。








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ブログ始めてから3650日だって‼️

2017-09-15 21:57:23 | その他
それって、10年ってことだよね。凄いなぁ・・・、我ながら。
飽きっぽい性格だったから。ちょっと性格が変わってきたのかも😅




シマアジの造り


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物騒な朝、庭に秋明菊が咲く       2017.09.14.

2017-09-15 08:41:16 | 




 朝、六時に母から電話がかかってきた。こっちに来るのは今日だっけ?まだ、眠っていたのに・・・・、そうだよ、と言って切った。
七時にはいつものようにスマホに今日の天気予報の知らせが来た。で、その後に幾つか、ニュースが立て続けに届いたアラームが鳴る。

 また、ミサイルが発射されたとか。避難してくださいと言われても・・・・、「またか・・・・」くらいの印象しか無くなってしまっている。
いい加減、目が覚めてしまったので起きて庭に出た。この間、一輪しか咲いていなかった白い秋明菊は随分開いてきている。








 濃いピンクのものも咲き始め。













 菊たちの中では、友禅菊が咲き始めたところ。







 庭の南側を覆っている野紺菊たちはまだ、ただの雑草のような顔をして繁っている。






 明日には台風の影響が出始めるだろう。


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ジイソブ       2017.09.10.(1)

2017-09-14 23:12:06 | 山、花、山野草





 ブナ林の手前の谷筋で立ち木に絡まり付いたジイソブに出会った。この季節、ジイソブに出会うことを期待して出掛けてきたので、
嬉しい出来事だった。



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終章 日も暮れて、かへりなん いざ     2017.09.04.(5)

2017-09-14 07:16:32 | 山、花、山野草




 日は暮れた。湿原には急速に夕闇が迫ってきている。



       



 そろそろ、戻ろう。木道から道に出て池の脇を通ると・・・・











水際のミズオトギリにもポツポツと花が開いているのが分かった。



 そして、最後にベンチに座り、写真を撮った。







 間もなく、午後6時になる。かへりなん、いざ。 一時間後には自宅に着くはずだ。


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展望台から湿原を見降ろしてから・・・・     2017.09.04.(4)

2017-09-13 22:53:59 | 山、花、山野草





 池の脇の道をそのまま中腹まで登って行く。下から見上げていると展望台まではかなり距離があるような気がしていたが・・・・














シラヤマギク



 15分ほどで着いてしまった。そこには家族連れが座って景色を観ていたが、僕の姿を見ると遠慮してくれたのか東屋を空けてくれた。




ヤマジノホトトギス
東屋の脇には不自然に花が咲いていたから、どこかから移植したのだろうと思った。



 今度は展望台から下のベンチを見降ろした。青い屋根の家の前に3つ並んでいる。





10分ほど眺めていたが、次の二人連れが到着したので、今度は僕が東屋を空け渡した。


 そして、またトコトコと下る。




桔梗
草の間から顔を出していた。


 そして、間もなく湿原まで降りると行きには気が付かなかったアケボノソウの姿が・・・・




アケボノソウ(まだ蕾)



        
ミズオトギリ
開いては来ているんだけど・・・・




カワラナデシコ 一輪だけ・・・・







        

やっぱり、夕陽が当たっていると花のピンク色が映えないなぁ・・・・





もうちょっと・・・・、ベンチに戻って陽が沈むのを待つことにした。



 夕陽が眩しいけれど、なんとも気持ちが良い。涼しげな風が吹いていた。







 5時半が近づくと、管理人が湿原に入る扉を閉め始めた。慌てて歩いて行って閉めてしまうのか尋ねたのだが、良く観たら扉の脇に自由に出入りできる
スペースがあった。湿原は24時間出入りは自由だとか。バイクで入り込む不埒物がいるので閉めることにしているらしい。

 でも、また湿原に入ることにした。










そろそろだ・・・・



        










ミズオトギリ





木道の脇の・・・・





やっとだけど、もっと開いても良い?


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すすき野原の高原に戻る     2017.09.04.(3)

2017-09-12 22:40:04 | 山、花、山野草





  結局、午後3時に元の高原に戻ってきた。幾分、日は傾いてはきたが相変わらずの良い天気。これじゃ、しばらくミズオトギリは
開かないだろうとは思ったが湿原を点検に出掛けた。









        

ちょっと開いてきたかな・・・・、オトギリの仲間の花がピンク色だなんて・・・・





フジバカマ




        
ミズオトギリ












オオヒナノウスツボ











ミソハギ?
何か、花が大きいような気がする・・・・





ベンチに戻る途中の池の上をツバメが忙しく飛び回っている。



 また、ベンチに座り、ぼんやりと景色を観ていた。







 これじゃ、陽が山に沈んで湿原を照らさなくなるまでは開かないんじゃないか・・・・








 正面に見える山の中腹の展望台まで暇つぶしに登ってみることにした。






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隣の高原のカラマツ林で散歩     2017.09.04.(2)

2017-09-11 22:55:30 | きのこ など

カバイロツルタケ



 夕方まで開かないミズオトギリとにらめっこしているわけにはいかない。ちょっと、ベンチの奥にある蕎麦屋が気になったけれど、隣の峰山高原まで走り、
カラマツ林を散策することにした。買ってきたおにぎりはカラマツ林のお気に入りの場所で食べれば良い。

 車を降りてカラマツ林を目指すが周囲の様子が随分変わっていて、以前の道は立ち入り禁止になっている。森の中に入り込んで適当に歩いて行くと、
記憶にある場所に辿り着き、散策路に合流できた。

 森はやはり乾燥していてきのこの姿はほとんどない。最初に見つけたのがカバイロツルタケ。それでも貴重。そして、さらに進んで・・・・





Boletus Auripes
こいつ、きのこの少ない時にも眼の前に現れる・・・・











森の奥からはわずかだが、沢に水が流れ落ちていてその周囲にはミズゴケが青々としているのだが、立木から葉がパラパラと落ちてきている。
木々は葉を落としながら乾燥に耐えているのだ。







 
 散策路をは日陰の中を続いていて、気持ちの良い道中なのだがきのこも、花もないのが寂しい。そして、着いたカラマツ林。






カラマツ林の中を流れる沢の脇でザックを降ろし、昼飯を食べた。


 誰も歩いてこない。カラマツ林の奥を観ていると熊でも下りて来ないかと心配になってしまうが、時々、鹿が飛び跳ねて行くくらい。




        
左:キイボカサタケ幼菌    右:仲の良いタテハ達



 昼飯を終えるとしばらくボーっとしていたが、車に戻ることにした。散策をの途中から森の中に入って行く。








        
ヤマジノホトトギス



 森の中にはまた散策路があって、ベンチに1人の初老の男性が腰かけて本を読んでいた。何か近づいて邪魔しちゃいけないような気がしたけれど、
道はベンチの脇を通っていて・・・・、挨拶をしてからちょっと話をした。この辺りの工事は新しくスキー場を作ろうとしているためとか、
この近くにエビネの咲く自生地があるのだとか。地元の方ということだが、仕事を終えて悠々自適の生活をされている様子。

 遠くはない自分の生活を想うけれど、ここまでのんびりと過ごせるまでにはまだまだ、時間が必要だと思った。

 あまり時間を潰すことは出来なかったが、ミズオトギリの湿地に戻ることにした。



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