「卒業旅行」というのはいつから始まったのだろう?
私の若い頃にはなかった。高校時代も大学時代にも。
そんなゆとりのない時代だったのか。
こどもが高校の卒業式の翌日、学友何人かで京都方面に
その「卒業旅行」とやらに出かけ今夜遅くに帰宅とのこと。
なまじ動くとお金がかかると辛抱の若者時代だった私の
頃には想像できないことで、家内には時代が違うのよ。
あなたの物差しでとやこう言ったら子供たちが可哀想。
さもありなん、時代は経巡る。
時代は良い方向に推移しているということなのか。
家内としては、一段落したことだし、と家族旅行が期待だった
ようだが。
昨年も上の子が友達とスキーに行ってしまい、3人で函館に。
いずれ夫婦だけの日々になる。淋しくなるね、と家内。
こどもへの思い入れ、大いなる世話から解き放たれることが
そう遠くないときに来ることを思ってのことだろう。
変化はいつかは訪れる、それを受け入れる準備は何事につけ
必要だろう。
こどもは多くの思い出を胸に帰ってこよう。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます